理不尽で身勝手なお客はバサバサ切り捨てる
お客さんにはさまざまな層が存在します。
たとえば応援してくれるお客さんもいれば、クレームが大好きなお客さんもいます。
なかにはお金を払ってでもクレームを言いたい理不尽なお客もいるので注意しておきたいところです。
ところで、実はお客さんにつぶされる企業や個人がたくさん存在する事実をご存知でしょうか?
一生懸命ビジネスをやっているのに、たかが理不尽なひとりのお客さんにつぶされてしまうなんてもったいないですよね?
あなたのビジネスを守り、あなたの資産を守るためにも、ここからはあえてお客さんの生々しい一面をお話させていただきます。
ちなみに僕はビジネスを始めてそろそろ10年になりますから、これまで30000人以上はお客さんを見てきたと思います。
ですので、これからあなたにお伝えしていく内容は、わりと説得力があるのではないかと思います。
ビジネスといえど、結局は人と人とのやりとりですからお客さんの実態というものを早目に理解しておくと、あなたのビジネスを今後は楽に拡大していけるはずです。
先日、僕のもとにこんなメッセージが届きました。
「稼げるようになってからちゃんと代金を支払いますから教材をタダでください!どうかお願いします!」
結論からお伝えしますが、ここで僕がこのお客さんの要求をのんだとしたなら、僕を信じて教材を買ってくださっている多くの方々を裏切ることになります。
むしろ教材をタダでくれというのは僕を信じて購入してくださった方への、侮辱(ぶじょく)でしかないと考えています。
ですから、そのようなお客さんにはハッキリと「できません」とお断りしています。
この「稼げるようになってからちゃんと代金を支払いますから教材をタダでください!」というのは、
たとえば、
「寿司職人養成専門学校に通うのに200万円必要だけど、お金を払いたくないから無料で入学させてくれ、寿司が握れるようになったらお金を払うから」、というのと同じことです。
途中で飽きて寿司職人の道をあきらめるかもしれないけれど、自分を試してみたいんです、と言っているのと何ら変わりませんね。
わりと理不尽な要求だと思いませんか?
僕も数百万円以上を投資して試行錯誤して確立したノウハウだからこそ、教材をただでくれですとか無料でコンサルしてくれという方とは今後もお付きあいができないと考えています。
なぜなら特定のお客さんにタダで教材をあげるということは、きちんとお金を支払ってくださる仲間に対して筋が通らないからです。
そのように、自分のことしか考えられない身勝手なお客さんが、今後あなたの前にあらわれるかもしれません。
同情を誘い、あなたに理不尽な要求を突き付けてくるかもしれません。
そんなときには「できません」とハッキリと断らなければ、あなたの懐にズカズカと入りこまれ、あなたの貴重な時間をたかが理不尽なお客に奪われてしまいます。
’’あなたの人生’’という、価値ある貴重な時間を他者に奪われないためにも、理不尽なお客さんは容赦なくバサバサと切り捨てましょう。
今はまだ信じられないかもしれませんが、この身勝手で理不尽なお客さんというのは、ネットだけでなくリアルでも非常に多く存在します。
僕らが生きるこの人間社会には、本当に色んな思考をもった人がいると思い知らされる瞬間でもあります。
ここで考えておきたいのは、あなたやあなたの時間には価値があるということ。
そのあなたの価値を理不尽なお客さんに汚されてはいけないということ。
あなたというブランド価値を、みずから落としてはいけないということ。
たとえばルイヴィトンやシャネルやプラダやロレックスやフランクミューラーが、ダイソーの100均コーナーで買えるようになるとその他商品に埋もれてしまい、いずれ販売数は激減するでしょう。
他にもレクサスやベンツやフェラーリといった高級車が、自転車程度の金額で買えるようになると、それもまたその他商品に埋もれいずれ販売数は激減するでしょう。
お客さんの意見に流されて、あなたがあなた自身の価値を落としてはいけない、ビジネスをおこなう限りこのマインドは忘れないようにしましょう。
ここからが重要なのですが、お客さんから何らかのクレームや要求を受けた場合には、そのクレームや要求にどんな意図が含まれているかに着目してください。
あなたのことを想ってクレームや要求を突き付けてくるお客さんの意見なら、紳士に受けとめ改善につとめるよう企業努力をしていきましょう。
しかしもしそのクレームや要求が自分勝手なものだったり、ただ単に日々のストレスを発散したいだけの理不尽なものであれば、それはあなたが対応すべきお客さんの層ではありません。
むしろそういった層はただの冷やかしです。
あなたが生きるステージよりも、はるかに低いステージにいるひとです。
きつい言い方になるかもしれませんが、それはあなたのお客でなく、ただの悪質クレーマーです。
現代は猛スピードで時代が進化していて、もちろんあなたも進化されておられるのですから、そんな理不尽なクレーマーをひとりひとり相手にしているヒマなどないのです。
あなたが紳士に対応すべきお客さんというのはともに成長し合える、意識の高いお客さんということを忘れないでください。
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