自分の好きな商売ではなくて、成功しやすい商売の原則として、下記の4つはよく語られる事ですね。
僕は26才で独立して自分の店を持ったのですが、店舗型の商売は上記の1~4のいずれも満たしていませんでした。
例えば1の【利益率の高い商品を扱う】、の点です。
一概には言えませんが、店舗型(飲食店など)の商売は利益率が大体3割です。
例えば月に100万円売り上げたとして、30万いくかいかないかの利益がようやく上がるわけです。
店舗型の商売で利益を拡大し続けるためには、もはや店舗数と従業員を増やし続けるしか手段がありません。
店舗型の商売で、
住む場所、時間、人間関係、お金の不安から自由になるには、相当な労力がかかるのは明らかですね。
2の【在庫を持たない】に関しては、店舗型の商売を行うなら、ほぼ無縁とも言えます。
次に3の【一定額の収入が入ってくる商売】
会員制や何らかのサービスが行えれば実現できそうですが、飲食店では不可能ですね。
『うちに食べに来るなら会員費として月に1万円支払ってください』
なんて謳ったとすれば3か月もたたない内に潰れます。
最後に4の【小資本で始められる商売】
店舗型の商売を行うなら、仕組み構築だけでウン千万は余裕で超えます。
まだ営業してないにも関わらず、です。
店舗型の商売がいかに博打の要素を含んでいるか、一目瞭然ですね。
芸能人のヒロミさんは復帰した際の番組で自身のスポーツジム経営と芸能界を比べた意見としてこう述べていました。
『芸能界は儲かる!
仕入れもないし、在庫もないし、人件費かからないしロスもない。
自分さえ頑張ればいいから効率が良い。』
上記に挙げた成功しやすい4つの商売の鉄則。
まさにそれですね。
アフィリエイトビジネスに関しても、
成功しやすい商売の原則。
その4つをすべて満たしています。
経営の立場から感じた事は、今の不景気な時代での店舗型の商売はとてつもなく分が悪い商売だという事です。
生きる目的が職人であれば話は別ですが、
住む場所、時間、人間関係、お金の不自由から解放されるのが生きてく目的なら、パソコン1台で稼ぐ商売の方がどれほどに有利で成功率が高いか。
今は効率の時代ですから、そんな時代に戦闘機に竹やりで挑むなんて恐ろしくて出来っこないですよね。
今は根性論や精神論でなんとか乗り越えれた時代とは違いますから、いかに目の前にあるものをマネタイズ出来るかが、勝ち続けるカギになるのだと思います。
そもそも10年先の社会では就職やバイトといった働き方が存在するかどうかも分からない程のスピードで時代は進んでいますから、せめて今の現状がどうなっているかの確認くらいは怠りたくないですね。
石橋を叩いて渡っている場合ではないのが現代です。
さっさと渡ってしまうか、石橋を作るくらいのクリエイティブさを身に付けておくのは重要なのかもしれません。
たったひとりでもお金を生みだせるスキルを身に付けるとは、そういう事です。