飲食店経営が失敗する原因について考えてみます。
実際に5年間飲食店を経営したので、飲食関係者なら共感頂けると思います。
飲食店経営の失敗する原因。
もはや説明するまでもありませんが、まず経費ですね。
家賃……(好立地ほど莫大)
光熱費…(電気、ガス、水道)
通信費…(固定電話、FAX、ケータイ)
食材費…(食材、酒)
人件費…(給料、昇給手当)
広告費…(フリーぺーパやホームページ)
備品等…(印紙、ペン、メモ、座布団、グラス、器など)
消耗品…(トイレットペーパ、割り箸、洗剤、おしぼりなど)
交通費…(自分を含めたすべての従業員分)
害虫駆除…(ねずみ、ゴキブリ)
求人広告…(ほとんど反応はない)
士気向上…(定期的な飲み会、費用は全額会社持ち)
※細かい経費を含めばまだありますがこの辺にしておきます。
上記の経費の部分だけで、だいたい売上げの75~85%が支払いに回ります。
売上から経費を引いた15~20%が手元に残る利益ですので、分かりやすく言うなら月に100万円売上げた時に手元に残るお金は15~20万円です。
「これだけやってこの程度の稼ぎかよ」といった具合に、高い経費と貧弱な利益のコントラストに悩む飲食経営者のかたは、それなりに多いようです。
1か月で100万円を売り上げるために必要な集客人数は、客単価3000円として単純に1か月に333人。
1か月25日営業したとして、3000円を使うお客さんに1日13人以上来てもらわなければ、月の売上100万円が達成できない数字になりますね。
では月に1000万円で考えてみます。
月に1000万円売上げるためには、先ほどと同じように客単価3000円なら、1日130人の集客人数が必要です。
ちなみに130人を1度に収容できる店を見たことがあるでしょうか?
まず個人店では、完全に無理なキャパですね。
しかし月1000万の売上を目指すなら、この大人数を毎日さばかなければ経費をまかなえないわけです。
ですので何度も何度もテーブル(お客さん)を回転させて利益率を上げなければ、飲食店はいずれ倒産してしまうわけですね。
飲食店経営者が、お店を100店舗や300店舗と拡大したがる理由。
それは、利益が低すぎるがゆえに、お店を増やさなければ収入が増えないからと言えます。
つまり小さな飲食店では巨大な売上をたたき出すのは不可能ですから、飲食店経営者は必然的に多店舗展開に乗りだすわけです。
(多店舗展開の方法はあとで具体的に解説しますね。)
ちなみにですが、僕が運営するこのブログ。
このブログを運営するのにかかる経費は、月にたったの2~5%程度です。
たとえば1か月に100万円売り上げたら、手元に残るお金は90~95万円です。
90~95%という圧倒的利益率。
僕が飲食店経営に見切りをつけてインターネットビジネスに参入した理由は、この莫大な利益率が1つの理由です。
では1000万円売り上げたとしたらどうなるか?
900万から950万が僕の懐に転がり込んでくる計算です。
例えば飲食店を100~300店舗構えるには、毎月の莫大な経費と数百人の従業員の生活を背負わなければならなりません。
しかし僕の行っているアフィリエイトビジネスは、100~300のサイトをたった1人で管理します。
飲食店を全国に100店舗構えるのに莫大な経費と従業員が必要なのに対して、アフィリエイトの場合は月に2~3万程度の経費で100サイトを作ることが可能なのです。
100のサイトを運営するという事はまさに、全国に店を100店舗かまえるのと同じことになるわけですね。
リアルビジネスとネットビジネス。
ひとそれぞれの経費への考え方にもよりますが、どちらがビジネスとして最短で突き抜けることができるか?
数千万を借りいれて経営する飲食店と、わずかな経費で利益率が高いアフィリエイトの、どちらが失敗率が高いのか?
店舗型ビジネスは季節や景気や天気など自分でコントロールできない部分が多い意味では、失敗率が高いと言えるのかもしれません。
対して、自分でコントロールできる部分が多いアフィリエイトは、失敗率が低いと個人的には考えています。
ここで飲食店経営(リアルビジネス)とアフィリエイト(ネットビジネス)の参入障壁の違いについて見てみます。
◆飲食店の場合
・調理師免許は不要
・資金があれば明日からでも開店できる
・保健所と警察署に書類を提出するだけ
◆アフィリエイトの場合
・資金が不要
・学歴や経歴は不要
・今すぐに始められる
どちらも参入障壁は低いのですが、1番大きな違いは資金にあります。
飲食店が失敗のリスクが高いのは、初期投資の時点で数千万円の借金からスタートすることが最も大きな要因ではないかと思います。
設備投資や求人広告や宣伝は必ず必要ですから、借金というマイナスからのスタート。
そして日本の飲食業レベルは世界トップクラス、つまり周りがライバルだらけ。
新規開店と同じ数だけ閉店する店があると公式データがありますが、もはやこれは飲食店の特徴ですね。
あなたの自宅の近所にも、『こないだ出来たばかりの店がもう潰れてる』といった例があると思います。
つまり飲食店を始めた所で、1円も稼げないわけですね。
店を建ててから初めて、スタートラインに立てたことになるわけです。
しかし多くの人は飲食店を立ち上げる事が目標になっていて、いざ開店してみるとお客さんがこない。
そんな状態に一喜一憂し、ほんの3か月程度で閉店するお店がたくさんあるのが実情なのです。
現代は超情報社会。
街にでれば10人中9人がスマホをのぞきこんでいるという、世界的に異常な光景が普通になりました。
そうしたインターネット時代で、もっとも大きな金額を稼ぎだせるアフィリエイトビジネスなら、2~3万円ほど軍資金を用意すれば今夜からでもビジネスを始められます。
しかも自宅の一室で、です。
アフィリエイトならそもそもの初期投資額が圧倒的に低いので、たとえ失敗しても何度でもやり直しが効きます。
飲食業界に詳しいあなたなら、たかが2~3万円程度の初期投資ごときなど失敗のうちに入らないのはお分かりいただけるはずですよね?
飲食店の場合は500万円や1000万円単位といった多額の借金を作って、さらにお店を立ち上げてようやくスタートラインに立てるわけですから、失敗が一切許されません。
むしろ、初めての飲食店で失敗したなら、今後10年は借金返済の日々をおくるはめになるでしょう。
莫大な金を注ぎ込んだあとの数年、または数十年はほぼタダ働き状態が続きます。
それでも固定費である家賃、さらに光熱費の請求書が容赦なく送られてくるのです。
また、お客さんがなくて暇でも食材を仕入れなければならないし、従業員やバイトにお給料も出さなければならない。
飲食業界を離れて思うのは、飲食店を大きくするならおいしいメニューばかりを追求しても意味がないということ。
さっさとシステムを完成させ、そのシステムを自動化し、オーナーができるだけ早く店を離れるべきということでした。
店舗拡大の方法やシステム構築方法については、以下で具体的に解説しています。
「オーナーは早く現場を離れるべき」とはいえ、従業員教育だったりお金の管理の面でも、従業員にすべてを任せきることはなかなか難しいのが現状だと思います。
ちなみに僕は、従業員に売上を持ち逃げされたり、従業員がストライキを起こしたり一斉にやめたりと、色々ありました 苦笑。
ただ、こうした人間関係に関しては完全に僕の実力不足であり、経営者としての力がまだまだ足りなかったと学べたので、結果としては良い経験値となったと考えています。
飲食店経営は労力のわりに対価がわりに合わない業種という事実を、身をもって知りました。
飲食店は他の業種と比べて、圧倒的にかさむ経費と人望と労力と突き抜けたスキルと資金が必要ですから、気持ちだけで乗り切れるほど甘くはありません。
また、ビジネスは少なからず運の要素が関わってきますから、他の業種に比べると失敗のリスクが高いと言えるのかもしれません。
ちなみに僕はもう莫大な借金をつくってまで、失敗確率が顕著である飲食店はやりたくないです。
日本ではもう、いいです。
税金も高すぎますものね 笑。
~あとがき~
膨大な数の従業員とその家族を背負って、莫大な借金をかかえながら事業を多店舗展開していく。
ノートパソコン1枚で、全国に100店舗を構えるのとおなじ状態をネット上に作りあげ、好きなことだけやって自由に生きていく。
ここまでは飲食店の失敗についてお話させていただきましたが、実際に僕も過去に5年間経営した飲食店を閉めてこうしてキーボードを叩いているので、このページには多少の説得力があると思います。
アフィリエイトでどのくらい稼げているのかはご想像におまかせしますが、以下で画像つきで実績を公開しています。
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