自分の店を持つ際に立ちはだかる大きな壁!莫大な初期投資

 

野心を持った方なら1度は夢見る人生の出来事。

 

 

それが【自分の城を持つ】という事。

 

 

一国一城の殿になって業務を華麗に指揮して従業員からは慕われ、ゆくゆくは城を大きくしていく。

 

 

誰もが夢見るサクセスストーリーだと思います。

 

 

しかし、一国一城の殿になるためには先立つものが必要です。

 

 

それが初期投資、スタートアップに必要な自己資金ですね。

 

 

一般的にはどこからか融資(大抵は銀行)を受けて、借金を抱えてマイナスの状態から事業をスタートさせると思います。

 

 

あるいは家族や親戚から資金をかき集めて足りない分は融資を受けるといった形でしょうか。

 

 

ハッキリ言うと、自分の店を持つという行為はバクチの要素を含んでいます。

 

 

というのもいくらズバ抜けたスキルと高いコミュニケーション能力を持っていたとしても、お客さんに店に直接来ていただかなくては売上が1円も発生しないからです

 

 

自営の小さな飲食店なら大手企業のように宣伝に巨額の投資ができるわけじゃありませんし、日々の激務の中の地道なビラ配りにしたって時間が限られています。

 

 

それにお客さんに店舗の存在に気付いてもらえなければ、その店は存在しないのと同じ意味をもつのです。

 

 

潜在的な顧客がたまたま店のまえを通りかかったとしても、圧倒的に注意を惹くなにかがなければそのまま素通りされてしまい、みすみすと新規顧客を逃してしまう可能性もありますね。

 

 

せっかく大金と労力と時間をつぎ込んでようやく一国一城の殿になったのに、店の存在に気付いてもらえなければその店は存在しないのと同じ扱いなのです。

 

 

店舗型ビジネスの博打と確率の要素を最大限に低く保てなければ長期的な目で見た時に存続は難しく、時間とともにだんだんと経営が難しくなっていくのかもしれません。

 

 

現代はすでに価値観が多様化していて、放っておいてもモノが売れるバブルの時代ではありません。

 

 

そのせいか、さまざまな企業が苦労されていて大手企業が買収されるなんて当たり前の時代になりました。

 

 

そこで自分の店をもつ場合に短期間で一気に商売を軌道にのせるには、マーケティングと集客戦略が必要になってくるわけです。

 

 

ところが大抵の個人事業主や飲食自営のかたは日々の業務に忙殺されていて、ビジネス戦略に手がまわっていないのが現状のようです。

 

 

 

 

1000万円かけた店を6か月で潰した友人の話

 

 

飲食店開業のために設備投資や自己資金などの初期投資に1000万円かけた友人がいます。

 

 

ところが開業資金を大量に積んだのにも関わらず、店を立ちあげたと同時に情熱を失ってしまい、その友人はわずか6か月で自分の店を倒産させてしまいました。

 

 

この友人は、店の改装などに3か月かけてじっくりと店づくりをしていました。

 

 

そしてようやく満足のいく店内に仕上がり、いざ明日から開店という日に彼はすでに情熱を失っていたんです。

 

 

本来なら店を立ち上げてから初めてスタートなのですが、彼の場合はいつからか店をつくることが最終目的になってしまっていたんですね。

 

 

彼にはフレンチの素晴らしい腕があったのですが、店の内外に圧倒的に注意をひく目玉がなく開店からお客さんはまったく入らず休みがちになりました。

 

 

そうしてほんの6か月で自分の店を閉めてしまったのでした。

 

 

設備投資に求人、店の敷金や礼金や改装費といった自分の店の初期投資として費やした1000万円。

 

 

その巨額なお金をわずか6か月で溶かしてしまったのです。

 

 

ネットビジネスでも言えることですが、本来の目的を見うしうと進んでいる方向が分からなくなってしまいます。

 

 

ときに直感で行動してみると驚くほどの成果をあげられる場合がありますが、ほとんどはまれなパターンです。

 

 

どんな状況でもブレない信念と情報の渦の中で自分と目的地(欲しい未来)は見失わないようにしたいですね。

 

 

とはいえ、インターネットを使えばたったひとりで月に300万円稼ぐくらいならそう難しいことではないのです。

 

 

店舗型のビジネスに希望はあるのか?

 

 

ちなみに僕は26才で自分の店をもちました。

 

 

独立して5年経営しましたが、結局は店を閉めました。

 

 

ただ、リアルビジネス(店舗型)からはとても多くの学びがありました。

 

 

現在僕はインターネットを使って仕事をしていますが、店舗型ビジネスから学んだことが役立っている部分がとても多いです。

 

 

しかし、もし『もう一度自分の店を持ちたいか?』と聞かれたら、僕は瞬時に『やりません』と答えます。

 

 

正確に言えば日本ではやりたくないという意味です。

 

 

それにもし自分の店を始めたいと誰かに相談を持ち掛けられたとしても、僕には胸を張ってすすめる自信がありません。

 

 

今考えると店舗を構えるというリスクを恐ろしく感じます。

 

 

『この店に全財産と人生を賭けるんだ!』と気合の入った人をたまに見かけますが心配にさえなってしまいます。

 

 

たしかに店舗型ビジネスも軌道にのせれば儲かります。

 

 

問題なのは自分の店をスタートさせた後なんです。

 

 

定期的な建物のメンテナンス。
在庫管理&ロスカット。
顧客を飽きさせない工夫。(半永久的)
毎月の巨大な固定費。
人財発掘&教育(半永久的)
仕入れ先の複数確保(リスク分散のため)
イベント企画&運営 etcetc…。

 

 

 

あなたのお店に人生を捧げるくらいの忠誠心をもった優秀な従業員でもいないかぎり、経営者であるあなたが集客やマーケティングまで手が回るかどうかもわかりません。

 

 

それに自分の店を持つには、数百万から数千万円の資金が必要になります。

 

 

商売が100%当たるかどうかもわからないのに、自分の店を始めるまでに数百万から数千万円かかるのです。

 

 

しかもまだ開店(営業)していないのに、です。

 

 

当時、僕の頭のなかには半世紀前のビジネス神話がふかく根付いていた。

 

 

ここでいう半世紀前のビジネス神話とは、「成功とは独立して自分の店を持つことだ!」と信じ込んでいたことです。

 

 

すでに時代が変わっていた事実に気付いたのは、自分の店を持ってから1年後でした。

 

 

PS.

 

 

インターネットの登場によりリアルビジネス(店舗型)はとくに、これからの時代はどんどん厳しくなっていくいっぽうです。

 

 

これからは個人がリアルビジネスに参入するのはやめておいたほうが良いのかもしれません。

 

 

もし自分の店をもつつもりなのであれば、毎月50万円くらいは自動で入ってくる状態で始めたほうが精神的にもラクだと思います。

 

 

毎月50万円が自動で入ってくる状態はインターネットを使えば実現できます。

 

 

自分の店をつぶしといて今さらですが、僕もまずはネットで不労所得が入るようになってから自分の店をもてばよかったと思っています。

 

 

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