仕事を頑張っている人は輝いて見えますね。
逆に『めんどくさいなぁ』なんて言いながらダルそうしている同僚などを見るとあまり良い気分がしないものです。
また努力している人はその頑張っている姿勢を誰かに評価されて、思わぬ支援や人生を変えるチャンスが巡ってくることがあります。
不思議なもの頑張ってる姿というのは誰も見てないようで誰かが見てくれているようです。
これまで日本ではがむしゃらに努力する事が美徳とされてきました。
でもやみくもな努力は方向性を間違えるとただの自己満足になってしまう可能性があるので注意が必要です。
僕がまだ飲食店経営者だった頃、仕事を頑張り過ぎてるNさんと何度か飲む機会がありました。
Nさんは居酒屋の店長でしたが、彼の1日がまたとんでもなくハードで殺人的なスケジュールだったんですね。
朝9時に店に出勤して帰宅するのが深夜2時。
単純計算でも1日17時間労働になりますね。
飲食の世界は基本的に休憩など存在しませんから、立ちっぱなしの働きっぱなしという事になります。
飲食の世界は僕も経験があります。
飲食業界の殺人的な仕事内容については過去に記事にしています。
Nさんは努力家で真面目で任された仕事はキチッととこなしていましたが、雇われの立場にいたので給料は20万円程度しかもらえないとの事でした。
Nさんと飲むときは大抵の話題が人生を変えたい、独立したいというものでしたが、それに向けての準備はこれといってしていなかったようです。
おそらく人生の逆転やお金を稼ぐという発想が、漠然としていたのだと思います。
当時僕はすでに独立していてネットビジネスも副業として始めていたのでNさんに『独立は資金も必要だしとりあえず空いた時間にネットで稼いでみたら?』と提案したのですが、答えはNOでした。
Nさんからは『金は欲しいけどネットビジネスより汗水たらして働くのが当たり前だろ?』このような答えが返ってきました。
要するに彼は長時間労働でプライベートなど一切存在しない世界。
そのハードな毎日を過ごす事で満足を得ていたのかもしれません。
過労死寸前まで追い込んで努力している自分が好きで好きで仕方がなかったんですね。
一向に上がらない20万円の給料への不満よりも、努力している自分の姿のほうに価値を感じられたんです。
Nさんの口癖は『仕事が生きがい』でした。
確かに仕事が生きがいだと思えるならその仕事に命を捧げるのもありだと思います。
考え方は人それぞれあって良いはずですからね。
でも大切な人や家族や子供を犠牲にしてまで仕事にのめり込むなら何のために生まれてきたのか分からなくなりますね。
※参考記事
努力と言う名の自己満足
努力については2つのパターンがあると思います。
すでに気付いておられるかもしれませんが、するべき努力よりする必要のない努力の方が圧倒的に多いものです。
でも本当にやりたい事や自分らしい価値観を見つけるまではとにかくやってみる必要があります。
でも努力と自己満足は見分けるのが非常に難しいんですね。
そこで重要なのは努力の方向性です。
方向性さえ間違わなければ最短で欲しい未来をかっさらう事は可能です。
やみくもに努力すれば確実に成果が出るなら世の中はすでに金持ちだらけになっているはずですものね。
その意味でも頑張りすぎると周りが見えなくなって、本来の目的を見失ってしまう事になりかねないので客観的に世の中を観察する視点も大切ですね。
努力している自分を周りから評価されたいのか、
あるいは欲しい未来のために努力するのか。
それは完全に自分の考え方次第です。
PS.
汗水たらして一生懸命働いても一向に給料が上がらないのなら、別に無理して頑張る必要はないと思います。
僕の場合は自分のサイトから勝手に商品が売れて、放置していても収入が入ってくるので今さら働こうとは思いません。
手前味噌になりましたが、これは僕の本音です。
たとえ時給1万円あげると言われたとしても2つ返事で拒否すると思います。
実際に今は何もしなくても日給5~10万円くらいは入ってくるので、時給1万円ていどでこき使われるなんて効率が悪すぎます。
そのうち時給に縛られて働く時代は終わるのかもしれませんね。
インターネットにはそれほどの可能性が眠っています。
時給に縛られず自分の力でお金を稼ぐ能力については以下で具体的にお話しています。
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