10代のころは月収たったの18万円程度でくすぶっていたのですが、26歳で起業して月収100万円を切ることがなくなりました。
社畜だった僕の収入が増えた理由は、
人のせいにする癖や愚痴や不満を吐き散らかす癖をやめたからだと自負しています。
その意味では、本を読んで分かった気になるよりも、本質をとらえた考え方(マインドセット)こそが、豊かさや幸せと直結することが分かりました。
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「人のせいにする人生」を卒業したら、月収500万円まで到達することができました。
ここからは、人のせいにする癖がある人間について、
そして「人のせいにする癖をなおすと収入がアップする理由」をお話していきますね。
結論から言えば、人のせいにする人は他者への依存心が非常に強い性質をもっています。
ちょっとわかりづらいかもしれないので、人のせいにする人の特徴6つを見てみましょう。
①メンタルの弱さを隠すために自分を大きく見せて強がる必要がある
②頑固で視野がせまいので自分に原因がある事実に気づく努力をしない
③人のせいにしてプライドにしがみついていたい
④人のせいにすれば傷つかなくていい
⑤人のせいにすれば自信を失わずに済む
⑥人のせいにして愚痴や文句を言うことが精神安定剤になっている
こうして人のせいにする人間を客観的にみてみると、精神面の弱さが浮き彫りになりますね。
つまりはこうです↓
◆自分の弱さを受け入れられない人間は人のせいにする=他者依存型。
◆自分の弱さを受け入れられる人間は人のせいにしない=自己責任型。
ちなみに僕が10代のころは、なんでも誰かのせいにして自分を保っていたので、他者依存型と言えると思います。
いわゆる、月収18万円という1か月をようやく食いつなげる程度の給料をもらって、カツカツに生きていた時代ですね 笑。
そんな具合に、「給料あげろ!」と会社のせいにして愚痴や不満ばかり言っていたころが恥ずかしいですね。
給料が少ないなら、起業して月収100万以上稼げばいいだけの話だというのに。
・・・と、ここで人のせいにする癖をより分かりやすくするため、僕の親を例にお話しますね。
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僕の親はよく、こんなことを話していました。
『アイツのせいで俺は今こうしてくすぶっているんだ!』
『もう日本は終わった、今は偽物ばかりだ!昔は良かった…』
『今の若者は軟弱な奴ばかりだ。根性がない』
職人気質な父親はいつもひとや時代に対して文句ばかり言っていて、時代の新しいものを受け入れようとしない姿勢を貫いていました。
変化する時代の流れに強烈に拒否反応を示していた父親はその高すぎるプライドが邪魔をして、そのうち仕事に身が入らなくなりました。
あまりにも頑固で愚痴や不満が多いせいか、いつしか友人や飲み仲間が自然と離れていきました。
65歳になるころには、よりいっそう孤独に磨きがかかり、自分の周りがいよいよ僕ら家族だけになりました。
僕の親は飲食系の商売を始めて40年になる、世間でいうところのベテランオーナーシェフです。
それでも父親の料理の腕はたしかで評判も良かったのですが、何かと物ごとを世間や人のせいにする癖があったんですね。
例えば、
『回転寿司なんか邪道だ、本物の職人じゃない!』
『近くに大手の居酒屋ができた。ヒマになるぞ!』
『景気を良くしない政府が悪い!』
『今の若い店の店主は飲食業界をナメてる』
こんな具合に、人のせいにして生きていたようなんですね。
確かに、自分の技術は安売りしないというプライドは持つべきだと思いますが、お店にお客さんが入らない理由を人のせいにしていることに僕はどこかしら違和感を感じていたんです。
『入ってる店は入ってるのに…なぜ繁盛店を研究しないんだろう』と。
人のせいにすると、ストレスが一気に和らいでとても楽になれます。
自分のやり方がうまくいかないときこそ、周りの誰かや時代や環境のせいにすると自分が傷つかずにすむわけです。
それにいつまでも政治や時代や人のせいにして、人生がうまくいかない現実への文句や愚痴を言っておけば行動しなくてよくなるので、楽に生きることができますね。
頭を使わなくても良いですし、適当に人の文句を言っていれば自分の未熟な部分を見なくても良いわけですからね。
僕は父親から、
【人のせいにしたら成長が止まる】という教訓を学んだ気がします。
(もちろん親をとても尊敬していますよ)
人はほっといたら楽なほうへ楽なほうへと流れていきますから、日々に緊張感を持ち続けるのは大切なことですね。
無理して時代を追いかけ続ける必要はないと思いますが、昔からあるものと今あるものを組み合わせて新しいものを作り続ける努力は必要だと感じます。
過去に執着し過ぎていても退屈ですものね。
【柔よく剛を制す】
頑固になりすぎず柔軟に、いろんな視点から物事を見てみると、無意識に良し悪しを決めつけていた出来ごとや物ごとがきっとたくさん見つかりますよ。
『こういう捉え方があったんだ!』という発見がまた心地良いです。
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