成功者は貯金せず自分の知識や知恵にお金を投資する
清掃業や飲食事業、仲介業などビジネスを手広く展開する社長とたまに飲み食いさせて頂く事があるのですが、彼はあるていど酒がまわると決まってこう話してくれます。
「お金は稼ぐより使う方が難しい」
初めは『何言ってんだこの人は…』と理解不能でしたが、最近になってその意味が少しづつわかるようになりました。
それは僕がバカの1つ覚えのように心理学や脳科学、消費者心理やマーケティングやセールスを学んで来た成果なのかもしれません。
当時14才で学校にいかなくなり昼も夜も遊びほうけていましたから、義務教育の時期に学問を深く学ぶことはありませんでした。
ですので歴史などほとんど知りません。
1ミリの自慢にもなりませんが、足し算、引き算、掛け算、割り算くらいしか分かりません。
でもお金の稼ぎ方は一生懸命勉強したのでそれもまた良いと思えるようになりました。
たしかにお金は稼ぐより使うほうが難しいです。
なぜなら、多くの人は自分を気持ちよくするものだけにお金を徹底的に注ぎ込むからです。
つまり目のまえの快楽だけにお金をジャブジャブ使い、未来のためのお金は一切使わないのですね。
たとえばファッション、ゲームや漫画などの娯楽、ギャンブル、外食、趣味、衝動買い、酒、車、見栄・・・などなど。
これらは働かなくともお金が入るようになれば、いくらでも好きなだけ買うことができます。
しかし多くの人は、先に目のまえの快楽を取ってしまうんです。
もちろん、過去の自分もそうでした。
だからこそ僕の父親は破産して一文無しになり、自分も親と同じ道を辿ろうとしていたのだと思います。
働かなくとも毎月自分のポケットにお金を入れてくれる資産じゃなく、自分の見栄や欲望にお金をジャブジャブ流していた。
つまりはそういうことだったのかもしれません。
穴の空いたバケツにいくら水を入れても、いつまでたっても一杯にはなりません。
でも周りのみんなが穴の空いたバケツを持っていたので、バケツには穴が空いていて当然だと信じ込んでいたのです。
あとは貯金も僕を自由から遠ざける呪いであり、そして幻想でした。
僕の親は『若い内に貯金しとけ!毎月3000円でもいいからとにかく貯金しろ!』と、口を酸っぱくして教えてくれました。
その通りに貯金したりもしました。
しかし僕が持っているバケツは穴だらけだったせいか、一向にお金が貯まりませんでした。
そこでそれまで読んだ本の中の一説が頭に浮かびました。
毎月少しずつお金を貯めていきなさい。
そうすれば年末にはびっくりすることでしょう。
あまりの少なさに。
byアーネスト・ハスキンズ
年寄りは若いときに貯金をしろと言うが、それは間違っている。
最後の一銭まで貯めようなどと考えたらいけない。
自分に投資しなさい。
私は40歳になるまで、1ドルたりとも貯金したことがない。
Byヘンリーフォード
それまでは貯金のために生きていたのかもしれませんし、貯金が人生の不安や悩みを揉み消してくれるという親の意見を、鵜呑みにしていたのかもしれません。
しかしそれは紛れもなく、僕を自由から遠ざける呪いであり、そして幻想だったのでした。
そしてある日、このような考えが浮かびました。
『40年も50年もかけて小遣い程度の額をセコセコ貯金するより、40年や50年かかって貯められる貯金額を2~3年で集めてしまえば良いんじゃないか?』、と。
中二病のような考えかもしれませんが、死ぬまで続く労働から解放され自由になるには、それしか方法が見当たりませんでした。
その日から穴の空いたバケツに水を注ぐのは辞めにすることにして自分の知恵や知識、そしてビジネスだけに積極的に自己投資したのです。
そもそも人生の目的が貯金なんて退屈すぎます。
たとえばもし明日死んでしまったなら、今日まで必死で貯金したお金はどうなるでしょうか?
可能性はゼロではありませんね。
30年や40年や50年かけて一生懸命貯金したのに、それを使わなければお金なんてただの紙クズ(銀行券)なのです。
そもそも貯金は減るものです。
使えば減るのがお金ですから当然ですね。
その反面、資産は放っておいてもお金を増やし続けます。
その資産とは言うまでもなく僕らの知識や知恵や経験です。
知識や知恵や経験をブログとして資産化することで、僕は稼ぎが一気に突き抜けました。
今でこそ資産(知識や知恵)にお金を投資する重要性が理解できますが、まだまだ知らない人は多いものです。
お金は正しく使えば、倍倍ゲームで増えていきます。
貯金は無意味と、お金持ちの人たちが主張する意味がようやく理解できるようになったような、そんな気がしています。
貯金でなく、自分で稼ぐ方法は以下で具体的に解説しています。
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