自家製燻製カキのオイル漬け
自家製燻製ベーコン
どういうわけか、朝目が覚めた瞬間から「今日は絶対に燻製しなければならない」という強迫観念に襲われました。
「燻製」というと個人的に難しいイメージがあったのですが、実は家庭用土鍋とスモークウッドと燻製チップ(いずれも500円程度)があれば自宅やベランダなどでも簡単に出来るようなのです。
(ダイソーなど100均の土鍋でも吉)
というわけでこれですね↓
①土鍋の底にアルミホイルを敷く。
②手のひら一杯ぶんのスモークチップをパラパラとのせる。
③ふたをしめ強火で7分で煙が出る
④煙が出たら食材を乗せた丸網をすばやくいれ再度ふたをする。
⑤煙が漏れないよう土鍋をアルミホイルでくるむ。
土鍋燻製の最終形態はこんな具合になります↓
食材が燻製されるまで約20分なので飲みます↓
初めての燻製にしては上出来です↓
それにしても元飲食店経営者なのに、たまごの殻むきが下手すぎます 笑。
この焼き目がまたいい↓
とにかく何か新しいことを始める時は1発目に成功するか失敗するかで、その後ドップリとハマるかどうかが決まります。
僕はすっかり燻製にハマったので、翌日に専用燻製機を調達し飽きるまで燻製し尽くしてみることにしました。
スモークウッドをバーナーで焼いて↓
カマンベールやチーズやミックスナッツを燻製機へ放り込み、↓
40分ほど待ちます↓
快晴の平日はハイボールにきまっています↓
カマンベールがトロトロ↓
市販のものなど比較にならないほどうまい。
ミックスナッツにウィンナー、↓
燻製の香りにウィスキー(タリスカー10年)がすすみます↓
我慢できないので、牡蠣(カキ)の燻製もいってみますね↓
業務用スーパーで大量に仕入れてきた牡蠣(広島産)。
低温でボイルした牡蛎をザルにあげ水を切ります↓
綺麗にならべて1時間ほど風乾燥させます(扇風機OK)。
ぷりぷりです↓
牡蛎にはウィスキーオークを合わせました。
(ウィスキー樽を削ったもの)
バーナーでしっかり焼き目をつけて、↓
燻製機へ放りむとこうなります↓
モクモクです↓
ひとまず飲みます↓
見てください、この色↓
ウィスキー樽の甘い香りがついた牡蛎とウィスキー。
信じられないくらいおいしいです。
市販の燻製など、このさき死ぬまで買うことはないと確信しました。
まだ平日14時なのにすでにフワッフワしてます↓
牡蛎をさらに美味にするため、オリーブオイルに1週間漬けこみ熟成させます↓
・・・1週間ねかせたのちにたべてみたところ、これまた信じられないほどにうまい。
沖縄県産ソーキ(スペアリブ)と、沖縄県産アグー豚バラを1キロ仕入れました↓
自家製ベーコンを作ります。
セージなどのハーブを浮かべた自家製ソミュール液に6日間漬け込み、↓
6日経ったら水をはった鍋に6時間ほどつけて塩抜きします↓
塩抜き後は丸1日風乾燥させます。
まるでバイオハザード↓
さくらの木(桜ウッド)を、↓
炙ります↓
燻製機にセットすると、↓
こうなります↓
素晴らしい。
ほどよく燻製されたようです。
この肉の塊をひとまず切ってみますね↓
自家製燻製ベーコンをカットするとこうなりました↓
市販のベーコンもこのさき食べれなくなりそうです。
信じられないくらいおいしい。
ただし自家製ベーコン(豚)の生は非常に危険ですから、食中毒にならないようにしっかりと調べてから燻製に着手した方がよさそうです。
自家製ベーコンをフライパンで焼いてみます↓
これはビールかハイボールですね。
信じられないくらいうまいです。
ところで、気付けば10日間ほど自宅で燻製しっぱなしでした。
好きなことを飽きるまでやりっぱなしでしたから、妻の機嫌を損ねぬよう沖縄そば屋へきました↓
別の日はたこ焼き↓
とろ~りチーズがまたいい↓
とはいえ燻製にはまだ飽きていないので、帰宅してからまた燻製↓
チーズが信じられないほどにおいしいです↓
ちなみに高級なチーズもたくさん燻製してみましたが、安いナチュラルチーズのほうがおいしかったです。
高級で初めからおいしいチーズは、燻製せずにそのまま食べたほうがおいしいと感じました。
結果的に土鍋よりも燻製機を使うほうが成功率が高いですし、なによりラクです。
燻製はまだ飽きてはいませんが、わりと満足いくまでずっと燻製してましたから現在は趣味の一部として落ち着きました。
とくに男の趣味としての休日の燻製は最高だと思います。
ちなみに、低温でステーキを焼くのもおもしろいですよ。
~あとがき~
過去、僕が不自由な頃は趣味など見つけるヒマなどなく、長時間低賃金労働で毎日せっせと働き尽くしていましたが、自由が手に入ってからは好きなことを飽きるまでやれるようになりました。
時間に追われることなく、だれに指図されるでもない。
見えないクサリに心まで縛られることなく、人生を自分で自由にデザインできる。
そんな人生を実現すると、日々の満足感がちがいます。
日にちや曜日など関係なく、好きなことを飽きるまでやり尽くせるのは、幸せの極みだと改めて感じました。
もしかすると、
「不自由な平日があるからこそ、たまの休日が楽しいんじゃないの?」と思われたかもしれませんが、確かに毎日が圧倒的自由だとそのうち自由な日常に飽きるのかもしれません。
でも個人的には生活費を稼ぐためなんかに、人生のすべてを仕事で埋め尽くしたくないと考えています。
こんな時代ですから、最低でも生活費くらいは自動で入ってくる仕組みくらいはもっておきたいものです。
もし就職したとしてもリストラやケガや病気になったら、それこそ手も足も出なくなりますからね。
それに1度きりの貴重な人生ですから、会社に自分の人生のすべてを奪われるなんて悲しすぎます。
人生を仕事で埋め尽くすのでなく、どうせなら人生は遊びで埋め尽くしたいものです。
起きてから寝るまで義務だらけでいつも疲れ果てている人生よりも、何の義務もない自由な日常のほうが自分には向いていると、経験からもそう思います。
例えばスポーツには向き不向きがあります。
サッカーや野球など団体戦が得意な人もいますし、ボクシングやテニスなど個人戦が得意な人もいます。
それと同じで、生き方にも向き不向きがあるのではないかと思います。
朝から晩まで人間関係でモミクチャにされる人生が嫌なら、自分の力でお金を生む能力を身につければ国や会社に頼らず自由に生きることが可能になります。
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