もし僕たちが車やバイクのように機械だとしたら、ガソリンやバッテリーが切れるまで延々と走り続けることができます。
でも人間であることに変わりはありませんから、僕たちはいつまでも全力で走り続けることなど、実は不可能なのです。
『そんなの当たり前だし、分かり切ってるよ!』と思いがちですが、打算に満ちた社会のノイズの中で暮らしていると、徐々に本来の自分を忘れがちです。
仕事やお金、家事や育児や老後の不安。
仕事や日常に追いまわされ、優しさや思いやりや本来の自分や夢や理想を見失うなんて悲しすぎます。
考えてみてください、たった1度の人生です。
仕事や日常にその貴重な人生をかき回されるのも1つの生き方ですが、本来なら生きることというのはもっと楽しくていいはずです。
その意味では時に身体を休めたり頭を休めたり、何より心を休ませるゆったりとした時間を意図的に作るからこそ凝り固まった思考がほぐされるのです。
そうして心を休ませることで、新たな挑戦に対する心を整えたり生きてく気力を蓄えられるではと思います。
人生は長いのかもしれませんし、短いのかもしれません。
ただ1つ明らかのは、いずれは死を迎えるということ。
自分たちは日々、死に向かって生きているということ。
明日死ぬかもしれないわけですから、
’’今’’一生懸命我慢してるなにかが無駄になるのはもったいないですね。
休む時は休む、遊ぶ時は仕事を持ち込まず思いきり遊ぶ。
そのメリハリも上手な息抜きの1つの方法です。
それに何かをやる前にあれこれ悩んで勝手に不安に陥るのでなく、やりたい事や興味のある事はとにかくやってみてから考えるのが、後悔を残さない生き方なのかもしれません。
ずいぶん前の話ですが、会社に雇われていた頃も独立して自分でお店を始めたときも、とにかく休むことに対して罪悪感を感じていました。
こんなふうに↓
『立ち止まったら今のポジションを失うんじゃないか?』
『休んだら会社の人たちに悪い気がする。』
『ダラダラ過ごしたら損した気分になった。』
『休むことに罪を感じる。』
このように休んだつもりが逆に気疲れして、休んだ気にまったくならなかったんです。
たとえば眠ろうと頑張るほど、余計に眠れなくなったりする感じでしょうか?
リラックスすればするほど緊張が高まるような、それこそわけの分からない心理状態。
まさに、心が休まる瞬間が一切ない状態です。
とにかく何かしら動いてなければ落ち着かなくて、立ち止まれば社会に置いて行かれるような、そんな強迫観念に支配されていたのです。
そして究極の境地にたどり着いたのでした。
『休むことに罪を感じる』
もうこれは心が最悪の状態です。
とくに僕ら日本人が陥りがちな特殊な心理状態です。
これはもはや、罠ですね。
休んだら負け。
休んだらなまけもの。
このような価値観は社会に蔓延していて、その影響をモロに受けている人たちに囲まれると、どういうわけか自分もそのような価値観に染まっていきます。
しかも気付かない間に。。。
環境や人間関係とは、本当に恐ろしいものです。
現状に何の疑問も抱かないまま、ただ流れるままに生きるというのも、また恐ろしいですね。
関連記事
環境を変えるという最後の切り札!
実は、休むことに罪の意識が芽生えること自体がおかしな話なのです。
働いてばかりじゃなく休むからこそ英気を養えるわけですし、今の立ち位置を把握する事ができるわけですものね。
サービス残業や休日出勤などもってのほかです。
実は心や体を休ませることは罪でも何でもなくて、休むことに罪を感じさせる世の中が異常なのです。
疲れたなら積極的に心を休ませ、普段シャワーのように浴びているノイズ(雑音)から自分を解放してあげるだけで、小さくまとまってた自分に気付ける場合があります。
もし静寂が心細いなら、大好きな事に没頭するのも大いにアリですね。
ひたすら庭いじりしたり、
長時間料理したり、
ゲームをやり倒したり、
死んだように寝たり、
撮りためた番組を見たり、
バイクや車で遠出したり、
海外旅行したり、
気がすむまで踊ったり、
温泉に出かけたり。
人それぞれ嗜好は異なって当たり前ですから、とにかく大好きな事に没頭するのも心を休ませる1つの方法です。
大好きな事が見つからないなら、大好きな事を探すのも一種の心のストレッチです。
コツはワクワクです。
ちなみに僕が心を休ませる方法の1つは、シチューや激辛カレー作りです。
シチューやカレーはわりと簡単に作れる料理ですから、余計な思考に頭を奪われることがありません。
(箱に書かれてある通りに作るだけ)
趣味の料理は一種の瞑想状態を作り出せるので、おすすめです。
ここ、1~2時間は無意識状態にアクセスできます。
ギュウギュウになった頭の中にスペースを作ることで、新しいアイディアや新鮮な思考が入り込んできます。
~あとがき~
早朝6時前。
世間はまだ動き出しておらず、見慣れた街を独り占めしている感覚がまたいいです。
海沿いをひたすらに早朝ラン。
屈強な黒人を見つけたので、ひたすらに追いかけます↓
まったく追いつかないのですぐにあきらめます。
彼らはそもそも持っているバネが違うのです 笑。
気を取り直すと虹が↓
昼過ぎから近所のお祭りに出かけます↓
明るいうちから飲むビールが一番すきです。
撮り損ねましたが、甘辛のタレで焼き上げたイカが最高に合いました。
沖縄で食べる広島焼きも、またいい↓
以下もあわせてどうぞ。