根拠のない自信

 

最初にあったのは夢と、そして根拠のない自信だけ。
そこからすべてがはじまった。
ソフトバンクグループ創立者 孫正義

 

 

なにか新しいことにチャレンジするときに、ほとんどの人は下記のように考えるようです。

 

 

「もっと自分に自信をつけてからチャレンジしよう!」

 

 

自分には今どれだけ実力があるのか?ですとか、これならイケると確信できるまで多くのひとは大胆な行動に移せないようなのです。

 

 

たとえば脱サラ起業を考えると分かりやすいかと思います。

 

 

自信に根拠を探すからますます自信がなくなる

 

「まだまだ自信がないから独立は早いかも?」
「失敗しないと自信がもてるまでは独立しない」
「自信がつくまでは修行の身でいよう」

 

 

このように自信にムリヤリ根拠をはめこもうとして、せっかく目のまえにやってきたチャンスを逃してしまうのは実はもったいないことなのかもしれません。

 

 

過去のブラック社畜時代の自分も含めて、多くのひとたちがいつまでも社会の歯車から抜けだせないのは、もしかすると僕たち日本人は「失敗は悪だ」と親や学校や社会から教育されてきたからなのかもしれません。

 

「で、あなたのその自信の根拠はなに?」と言われたなら、やる気も自信もなくなるに決まっています。

 

 

そこで重要なのが、みんな順番が逆だということ。

 

 

つまり、
自信がついてから行動するのでなく、
行動するから自信がついてくるのです。

 

 

人生が変わってから思考と行動を変えるのでなく、
思考と行動が変わるからこそ人生が変わると言えるのです。

 

 

社会の歯車人生から脱出する方法として、あらゆる常識を疑うことも大切と言えるのかもしれません。

 

 

自信がつく→行動じゃなく、行動する→自信がつく

 

「頑張って実力をつけてしっかり自信をつけてから動きだしましょう!」という考え方は、技術の進化スピードがすさまじい現代では取り残されてしまう可能性が高いです。

 

 

しっかりと準備している間にブームが去ってしまったり、準備しているあいだに時代が変わっていたなんて悲しすぎます。

 

 

その意味でも、自分に自信がついてから動きだすという考え方は現代にマッチした考え方ではありません。

 

 

せっかく冴えない人生をガラリと変えるチャンスがやってきたというのに、自信に根拠を探すことに必死でチャンスを逃すなんてもったいないと思いませんか?

 

 

でも世の中には実はそういった人たちが多いわけです。

 

 

そこでこのめちゃくちゃなスピードで進化する時代と相性の良い方法が、根拠のない自信をもってとにかくやってみるという方法です。

 

 

ピンときた情報やチャンスにはすぐに飛びつきとにかくやってみる、やっていくうちに自信をつけていく。

 

 

このマインドが現代でもっとも成功に近い考え方なのかもしれません。

 

根拠のない自信ってただのバカじゃないの?

 

そう思われたかもしれませんが、たしかに根拠のない自信で突っ走れなんていわれても、ただ計画性がないナルシスト人間と思われそうです。

 

 

しっかりと準備して自信をつけてから新しいことにチャレンジするという考え方は、高度成長期の古い時代までは理にかなっていたはずなのです。

 

 

ところが現代は、自信に根拠を探しているヒマなどないのです。

 

 

ほんの10年ちょっと前には現代のように手のひらで映画を見たりゲームしたり、スマホやIPHONEで何もかもが手に入るような時代ではありませんでした。

 

 

しかしほんの10年ほどで、時代がガラリと変化していまいました。

 

 

そんなハイスピードな時代だからこそ、根拠のない自信が成功のカギとなるのです。

 

 

チャレンジすると決めたなら走りながら戦略をねり、走りながら実験し、走りながら自信をつけていかなければチャンスは一瞬で過ぎ去ってしまう時代なのですね。

 

 

根拠のない自信でひとまず走り出してみる、興味のあることには手を出して確かめてみることが重要なのです。

 

 

脳科学者も根拠のない自信の大切さを説いてる

 

最近アフィリエイトビジネスを始めて4か月目の読者さんからメッセージを頂いたので、そのご質問について深めてみたいと思います。

 

 

内容としては、
4か月間報酬が一向にあがらない状態なので自信を失ってきた。

 

 

要は自信をもつことができずに、文章が書けなくなってきたという内容です。
その自信のなさが文章に載ってしまっているというわけですね。

 

 

とはいえ、こうした悩みの解決方法はものすごく簡単です。

 

 

自信に根拠を探すとますます自信を失っていくので、根拠のない自信を持てばいいということです。

 

 

さきほどもお伝えしたように、めちゃくちゃなスピードで時代が変化する今は、根拠のない自信でとにかく何でもやってみるという考えかたが理に適っているんですね。

 

 

たとえばよくあるのが、
『始めは誰でも素人だから自信なんて持てなくて当たりまえ』のような意見ですね。

 

 

確かにこのようにアドバイスされると、
『自信なんか持たなくてもいいんだ!』となんとなく安心してしまいますね。

 

 

でもこれでは具体的にどうすればいいのかが分かりませんし、自信が持てるようになるまで指をくわえてボーっと待っているしかありません。

 

(自信が持てるようになるまで必死に頑張る方法もありますが)

 

 

でもアフィリエイトビジネスを行っているのなら、自信のない文章を書くというのは別に買ってくれなくてもいいよと言っているのと同じことですね。

 

 

「アフィリエイト始めたばかりの初心者ですが、私の商品をどうか買ってください」などと言われても誰も振り向いてくれないのです。

 

 

現代はモノが売れない時代ですから
「この商品をどうか買ってください」でなく、
「その商品をどうか売ってください」と言わさなければ月に100万円以上稼ぐことは難しいです。

 

 

購入意欲のあるお客さんは誰かに強烈に背中を押してもらいたいのと、その購入が正しい行為だと自分を正当化してほしいからこそ、その商品の情報をネットで探しているのですからね。

 

 

あなたがただの消費者でなく商品を売る側(紹介する側)なら、自信たっぷりに背中を押してあげればいいのです。

 

 

ほとんどの消費者は自信たっぷりな人から商品を買いたいと考えていますから、「私はビジネス初心者だから・・・」なんて自信なさげに振る舞うのでなく大好きな商品は自信たっぷりに紹介すればいいのです。

 

 

根拠のない自信については脳科学者はこのように語っています。

 

根拠のない自信を持つひとは、他人に対しても根拠を求めない。
それが、自由な空気を醸成するのだ。
茂木健一郎

 

【自信のプロセス】自信が確信に変わり自信の根拠ができあがる

 

ネットの世界ではそのひとの雰囲気や声や振る舞いなんて分からないわけですから、情報発信者ならとくに自分の主張や世界観を伝えていかなければその他大勢に埋もれてしまいます。

 

 

先ほどもお話ししましたが、「始めは誰でも素人だから自信なんて持てなくて当たり前」という考え方が悪いとは言いませんが、もはや始めから自信について根拠を探すのは意味がない作業なのかもしれません。

 

 

たとえば現時点であなたに実績がなかったとしてもそれが自信を持てない根拠だとは考えずに、自信がないと1ミリも感じさせないくらいに自信たっぷりの言葉で振舞うことで初めて、購入意欲のあるお客さんの心を動かせるのだと思います。

 

 

その根拠のない自信でビジネスをおこなった結果、お客さんの背中を押すことができたのなら、そこで初めて自信が確信に変わる1つの根拠ができますね。

 

 

1つ1つ仕事をこなすことでコツコツと自信をつけていくのでは、目標を達成するのに時間がかかり過ぎます。

 

 

最短で突き抜けるのなら、始めから根拠のない自信を持ってビジネスに打ち込んだほうが、結果や反応を得るのがなにかと早いです。

 

 

ビジネスで思うように結果が出ない原因は、そもそも考え方の順番が逆なのかもしれません。

 

 

自信に対する根拠探しの作業は、実は無意味で人生の邪魔でしかないのかもしれませんね。

 

 

根拠のない自信を武器に、精神的にも経済的にも自立するためのノウハウをちょっぴりのぞいてみるのもいいとおもいます。

 

 

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