毎月の稼ぎが旅行費を上まわる状態を作りだせば、稼ぎながら永遠に旅することが可能です。
パーマネントトラベラー(パーペチュアルトラベラー)、いわゆる永遠の旅行者ですね。
かつてはお金もちが税金対策のために世界各地を転々とし、世界各国の183日ルールを守りながらパーマネントトラベラーという生きかたを選んだようです。
ところが現代では、パソコンとネット環境があれば、誰でもパーマネントトラベラーになれるのです。
ちなみに僕もアフィリエイトで稼ぎながら台湾やシンガポールや香港やタイなどを回りましたが、稼ぎが宿泊費や移動費、それに観光費を大幅に上まわる状態は確保できていました。
つまり、当時はいつでも本格的にパーマネントトラベラー人生を始めることができたわけです。
シンガポール滞在8日目、ホテルでぼんやりしていた時のことでした。
いつもより濃いめのコーヒーをすすりながら、「ある事実」に気づいてしまったんです。
その「ある事実」とは、気が向いたらいつでも海外にいける環境が手に入ったこと。
そして、わざわざ日本より不便で治安が悪い国へ住む理由がなくなったことでした。
ようは、稼ぎながら旅できるようになったら、パーマネントトラベラーへの情熱が冷めてしまったんです。
アフィリエイトなどネットビジネスや仮想通貨投資などで稼げるようになり、収入の自動化システムが完成したら必ず悩む事柄があります。
それが税金。
その税金の支払いを合法的に避けられる節税手段というのが、パーマネントトラベラーです。
※税金関係に関しては専門家によって見解が様々です。完全に自己責任ですので注意してください。
ところで、パーマネントトラベラーの条件としては、以下5つのフラッグが有名ですね。
①国籍をもつ国
②ビジネスをする国
③居住する国
④資産運用する国
⑤余暇をすごすための国
ようは、タックスヘイブン(税金的に有利な国)などを利用し、183日以内を目安に各国への出入国を繰りかえす。
もはや、自分自身がどの国にも属さない状態を継続すること。
そうして合法的に税金の支払を避けるのがパーマネントトラベラーだと、個人的には判断しています。
ただ、税金に関して膨大な知識と死ぬまで旅する覚悟をもたない限りは、思いつきでパーマネントトラベラーになるのは危険と言えます。
またこんな時代ですから、「いつ商売がダメになるか分からない」といった危機感も必要だと思います。
ただ、どうしてもパーマネントトラベラーになり税金の支払いを合法的に避けながら永遠に旅するのであれば、まずは収入の自動化システムを作りあげる必要があります。
「自分が頼んでもないのに口座にお金が振りこまれつづける環境」、これを自分の力で作りあげれば、パーマネントトラベラーになるのはそう難しいことではない事実がお分かりいただけると思います。
人生に通勤や職場が存在する限りは、パーマネントトラベラーになるのは100%不可能です。
なぜなら、雇われている限りは、住む場所が職場の近くに制限されるからです。
そもそもパーマネントトラベラーというのはどの国にも属さず世界各国を転々とするわけですから、場所に縛られない仕事をえらぶ必要があるのです。
そこでパーマネントトラベラーになるための絶対的条件として、「世界中どこでも仕事ができる環境」が必須となります。
じゃあ稼ぎながら旅するには、いったいどうやって収入を得ればいいのか?
その究極的な答えとしては、必然的にインターネットで収入を得ることに絞られます。
超お金もち家系でもない僕ら一般人だからこそ、まずはビジネスを成功させるのが、パーマネントトラベラーになるための近道といえると思います。
ただの一般人が人生を一発逆転させる最後の砦、それがビジネスだと個人的には信じています。
ちなみにインターネット収入を得るための手段はたくさんありますが、ヤフオク転売など在庫を抱える物販などは向いていないように思います。
パーマネントトラベラーを始める手段として、個人的にはアフィリエイトがもっとも適していると考えています。
その理由が以下3つです。
①無在庫で売上が立つ。
②従業員を雇わず1人でできる。
③パソコンとネット環境があればどこでも仕事ができる。
このように、ブログとメルマガをつかったアフィリエイトは、収入の自動化が可能だからこそパーマネントトラベラーに向いていると言えるのです。
一般的な暮らしでは、生活費を収入が上まわれば現在の生活を維持することができます。
つまり、生活費より給料が上であれば、現状を維持できるわけです。
しかし、パーマネントトラベラーは、移動費や宿泊費や食費を収入がつねに上まわっている状態を維持する必要があります。
ようは、旅費より収入が上である状態を継続できる見こみがあれば、今すぐにでもパーマネントトラベラーを始められるわけですね。
そこで、身軽にパーマネントトラベラーを楽しめるのは、1人分だけの生活をまかなえばOKの、独身のかたが向いていると言えそうです。
なぜなら、家族でパーマネントトラベラーをするなら、単純に夫婦や子供の人数分の収入をえなければならないからです。
それにサラリーマンの安定収入と違って、ビジネスは収入が不安定です。
めちゃくちゃなスピードで進化するこの時代では、ビジネスがいつダメになるか分かりません。
その意味では、世界を旅するなかで突然収入がゼロになった場合のリスク分散を徹底しておかなければ、世界のどこかで家族もろとものたれ死ぬ場合もおおいに考えられます。
ましてや子連れでパーマネントトラベラーとなると、学校選びや教育に関して考えなければなりませんから、パーマネントトラベラーになることに関して慎重にならざるをえないのが現実かと思います。
ここまで読み進められる思慮深いあなたに もはや説明するまでもありませんが、独身の場合と家庭もちの場合では、1つ1つの行動の重さがまるでちがうことがお分かりいただけたと思います。
とはいえ、家族や子連れで旅しながら暮らしているひとは、世界中にたくさんいます。
やるひとはやるし、
やらないひとはやらない。
ちなみに僕は、現段階ではやらない部類にはいっています。
ただ、実際に今すぐパーマネントトラベラーができる環境にいる意味では、多少は人生の選択肢を模索できる立場にいるのではと思います。
~あとがき~
世界を旅しながら見たこともない景色をこの目で見る。
そう考えるとワクワクしてきますね。
ただ、まずはどこでも仕事ができて、自分が働かなくともシステムが勝手に稼いでくれる環境を整えることが先決です。
自分自身がビジネスの歯車になるのでなく、自分がその場にいなくても勝手にビジネスがまわる姿を実際に体験して、初めて見えてくる世界があります。
すでにあなたがそうした環境にいるのなら、僕が言っている意味がわかりますよね?
憧れや理想というのは、手にしたら一瞬で消えてしまうものなのかもしれません。
たしかに、「圧倒的自由な暮らし」というものは、実際に手にした瞬間は浮足だつものです。
「明日もあさっても来週も来年もなんの予定もない!よっしゃー!」といった具合に、それまで縛り付けられていた義務感や重圧からの解放は、なんとも気持ちがいいものです。
ところが、起きてから寝るまでなんの義務もない日々は、ひとによっては希望にも絶望にもなりえるものです。
もちろん僕は超大富豪ではありませんが、僕ら人間は毎日なんかしらの働いてる感が欲しいのかもしれません。
いつまでも、満足感を追いもとめる動物、それが僕ら人間と言えるのかもしれません。
気がつけば楽なほうへと流れやすい自分に言えることですが、現状に満足することなく、人間的な高みを目指したいものです。
時間が有りあまっているうちに1度たちどまり、今後の人生の舵とりついてじっくりと考えてみるのもまた、いいものですね。
人生の選択肢が複数あることに、損などなに1つないのですから。