やった気になっちゃう症候群

 

本や教材を買ったり、何らかのセミナーを受けただけで何だかやった気になる。

 

 

何かを学んだり何かしらの本や教材を買ったあとというのはモチベーションややる気が高まりますし、自分にも理想の未来が実現できる気がしてくるものですね。

 

 

つまり、まだインプットの段階なのにも関わらず、とにかくやった気になるわけです。

 

 

たとえば、占いが大好きなひとが有名占い師に見てもらったあとに、自分にもその不思議な能力が備わったような気がして、
『自分にも人の未来が見えるような気がしてきた!』という錯覚のようなものかもしれません。

 

 

アフィリエイトで例えると、アフィリエイトをまだ始めてもないのにあたかも月に1000万円くらい稼いでいるような気がしてくるのと同じことです。

 

 

先日ネットを見ていると、ある記事に目が釘付けになりました。

 

 

あるアフィリエイターの書いた記事だったのですが、彼の信念はとにかくリスクを取ることのようでした。

 

 

というのも記事を読む限り、彼はアフィリエイト初心者で無料ブログを1つだけ運営してるようでしたがすでにサーバーを5つも契約していたんですね。

 

 

しかも月に数千円以上するサーバーを5つです。

 

 

ちなみに、彼が持っているのは無料ブログたった1つ。
ほかにも高額な教材に給料のほとんどを注ぎこんでいるようでした。

 

 

ビジネス書籍やネットの情報には「リスクを積極的に取るべきだ」といった情報が多いですから、おそらくそれらの情報に翻弄されて、アツくなってしまったのだと思います。

 

 

とはいえ、リスクを負うにも段階というものがあるのです。

 

 

そもそもアフィリエイトビジネスは初期投資も運転資金もそれほど必要ありません。

 

 

アフィリエイトは特殊で利益率はうまくやれば90%以上ですし、非常に効率の良い商売ですので多くの人たちが参入しています。

 

 

でも利益率が90%以上だからといって、収入の柱を構築出来ていない時点から感情のままに将来性の無い支出を増やし続けるとそちらの方がリスクが高まります。

 

 

ちまたでは僕たちに意図して難しく考えさせる事で儲けるシステムで溢れていますが、本来ならビジネスで儲ける公式というのは非常にシンプルです。

 

 

売上ー経費=利益

 

 

ただし経費には顧客満足費や広告費、他にも節税を考えるとこの公式が絶対的に正しいとは一概には言えませんが、まだ収入の自動化の仕組みが整っていない内からそれはまだ考えなくてもいいと思います。

 

 

収入への導線が正しく整っていなかったり、読み手の心を打つ文章能力が無い状態で莫大な広告費をかけていくら集客に成功してもそれは意味の無い投資にもなりえます。

 

 

とにかく月に30万、50万、100万という金額をアフィリエイトで稼ぐには、負っても良いリスクの順番と段階があるのですね。
先ほどの彼のように売上が1円も上がっていない内からリスクを取りまくる行為というのは、もはや博打の域です。

 

 

ギャンブルでアツくなり過ぎた人が負けを取り返すために、次から次にお金を投げ入れる心理と同じです。
その意味では正しい戦略があってこそリスクが活きてくるわけです。

 

 

ただお金をかけただけでやった気になる。
気を付けたいところですね。

 

世間は君の自尊心を気にかけてはくれない。
世間は君が自尊心を満たす前に、君が何かを成し遂げることを期待している。
ビル・ゲイツ

 

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