ネットで検索して仕入れた情報を100%信じてしまう人が、何をやってもうまくいかない理由がわかりますか?
ここからは、情報弱者と呼ばれる人達の、典型的な特徴についてお話していきますね。
まず情報弱者とは、仕入れた情報を自分の中でうまく整理して理解ができない人たちのことを指します。
また、ネットで検索して仕入れた情報を100%信じてしまって、指導者と呼ばれる人たちに洗脳されてしまう人も含みます。
最近は多いですね、洗脳されている(教育されている)人たちが。
実は僕の身内(義理ですが)にも、ネット上のある指導者に教育されて洗脳された人がいます。
人は1度洗脳されてしまうと、まともな世界に戻ってくるのに膨大な時間を要します。
また、指導者やその取り巻きの言葉しか信じなくなるので、肝心な所で会話が噛み合わないんですね。
さらに、『〇〇さんのセミナーには絶対に行ったほうが良いよ!』なんて言いだしたらもう、末期です。
その末期状態にあるのが、僕の身内にいるんです。
あらゆる手段は尽くしましたから、もう自力で戻ってきてもらうしかないですね。
今でこそネットは生活に欠かせないツールになりましたが、ネットは一歩まちがうと、恐ろしい結果を招いてしまう可能性があります。
特に、40代半ばや50代の方たちは、注意が必要です。
現在ネット上で活動したり、モノを売ったりセミナーを開催しているいわゆる指導者と呼ばれる人たちは、人々を扇動するために教育と洗脳のテクニックを多用しています。
もっと詳しく言いますと、教育と洗脳のテクニックを多用しなければ、今の時代はものが売れないんですね。
情報弱者の人たちへの教育と洗脳がうまく完了すると、死ぬまでお金を払い続けてくれる顧客へと化けてくれるので、指導者たちは教育と洗脳には特に力をいれます。
ネット上の文章は必ず誰かが書いています。
回りくどいので結果から言いますが、僕たちが何気なく検索窓にキーワードを打ち込んで出てきた情報は、すべて計算されています。
Googleの技術は驚くほどに進化していて、すでに個人の欲している情報さえ予測が可能な域にあります。
…ちょっと詳しく書きすぎるとGoogleからペナルティを受けてしまいそうなので、詳細は
で書きますね。
『俺(私)は大丈夫だ!』
『自分はバカじゃないから』
このように考えている人に限ってコロッと搾取され続ける信者へとひっくり返る可能性があるので、情報選定には注意したい所です。
先ほど、普段の生活でネットを使う年代で40代半ばや50代の方たちは、特に注意が必要だと書きました。
これには理由があるのです。
ちなみに、僕は1982年生まれです。
簡単に言うと、僕たちの世代は下記の4つの時代を経験しています。
①ネットが存在しないアナログな時代
②ネットが世に出始めた時代
③ネットバブル絶頂期で世の中が驚異的なスピードで進化していく時代
④ネットがある程度飽和してきた時代
本来なら世に登場しない方が幸せだったものや、世に登場してくれて強烈に感動したものを体験してきた世代です。
対して、40代半ばや50代の方たちはテレビが全盛期の世代で、テレビや新聞やラジオといった、複数のメディアの中でテレビが圧倒的な影響力を持っていた時代でした
当時は世の進化のスピードはわりと緩やかで、人々の9割はテレビから流れる情報に1ミリも疑いを持ちませんでしたし、CMで流れる商品は飛ぶように売れました。
今では完全に崩壊している、
良い学校
良い大学
良い会社
良い老後
これらのエリートコースを信じて、みんなと一緒に人生を歩めば救われる時代でもあったはずです。
そして、40代半ばや50代の方たちがテレビからの右ならえの情報を信じて長年生活していたなかに、突如としてインターネットが登場します。
それまでのメディアからの情報は一方通行だったのに対して、インターネットの登場で個人が情報を発信する時代へと、劇的に変化してしまいました。
そしてネットの世界を目の前にして、人は以下の4つのタイプに分かれます。
膨大な情報の取捨選択が追いつかなくてネットを使うのをあきらめる。
長年信じていたものが崩壊しても新たな自分と価値観を見つける。
あらゆる情報をネットから集めて間違った情報でさえ信じ込む。
そもそもインターネットが何かわからない。
どんな出来ごとにもメリットやデメリットは存在しますが、インターネットにもそれは存在します。
膨大な情報の渦に飲み込まれずに、うまくネットの情報を取捨選択して活用していくために、ネットの情報を100%信じ込むのはどうかと思います。
あらゆる世代に情報弱者は存在しているわけですが、これは仕方のない事なのかもしれませんね。
PS.
学歴神話を今だに信じ切っている人たちもいる訳ですが、インターネットの登場でこの神話がいかに無意味なものかに気付いた20代の若者が増えました。
これはとても良い事だと思います。
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