さっそく結論からですが、
「月70万を自動で貯めて、老後2000万問題をほんの2年半で解決しましょう!」といったお話を、これからあなたへお届けしますね。
ちなみにこのページの最後では、
「40代独身無貯金実家暮らしアルバイトという人生絶望の男性」をコンサルしたことにも、ちょっぴり触れています。
ところで先日、起業家の友人にこんなことを言われました。
「なんで雅はそんなに向上心がないの?」
あまりにも唐突すぎておどろきましたが、すこし間をおいて、こう答えたんです。
「今でじゅうぶん幸せだし、月収100万あれば満足した人生がおくれるから。」
友人は腑に落ちないようでしたが、独身起業家である彼と家族もちである僕とでは、そもそも「ステージがちがうのだ」と理解してくれたようです。
たとえば、成功者の名言や自己啓発セミナーなどでは、以下のように言われますよね?
「現状に満足するな!走りつづけろ!」
僕は「足るを知る」、いわゆる「身分相応の満足をえること」が、人生を豊かでハッピーにする唯一の方法だと考えます。
これを知らないと、しらずしらずのうちにネットの情報に飲みこまれて、不幸になり果ててしまう恐れがあります。
なぜならこの世界は、
「自分と他人を比較させ、もっとほしいと思わせるように作られているから」、です。
2000万貯めるには月収100万実現に人生全フリせよ
通勤時や昼休み、それに食事中や寝るまえにスマホをいじっていると、「他人の生活」がいやでもはいってきませんか?
たとえば、成功者の金もち自慢、
健康的でスタイル抜群のキラキラ女子軍団、
たくさんの仲間に囲まれた有名人やインフルエンサー、などなど。
スマホをひらけば、そんな自分より優秀なひとたち(他人の生活)ばかりが、無限にながれてきます。
そんな自分より優秀なひとたちを日常的にみていると、
人間は「自分もそうしなきゃ!」と思うようになります。
それはつまり、
「自分は足りてないと脳にメッセージをおくって消耗している」、ということになりますね。
これこそがこの手紙の冒頭でおはなしした、
「この世界は自分と他人を比較させ、もっとほしいと思わせるように作られている」の正体です。
ようするに、ほとんどの人たちは、
自分軸でなく他人軸を生きているというわけです。
「本当はどんな人生をおくりたいか」が分からずに生きているひとが、ほとんどなのです。
だから「インフルエンサーの〇〇さんみたいになりたい!」と憧れるけれど、彼らが圧倒的すぎて、また自己嫌悪におちいってしまう。
「どうせ自分なんて…」と、落ちこんでしまう。
もちろん過去の僕も、他人軸を生きたら不幸になったうちの1人です。
そこで重要なマインドセットが、
「自分はどんな人生をおくりたいのか」を明確にすること、です。
つまり他人軸だった人生を、自分軸へと、とりもどすことが重要なんですね。
ちなみに、僕は月収100万円を超えたあたりから、向上心が消滅してしまったようです。
正直なところ、月収が200万、300万、500万と右肩あがりになるのと反比例して、向上心がなくなっていきました。
なぜか?
人生をかけてまで、「終わりのないマラソン」がしたいわけじゃなかったから。
1度きりの貴重な人生を、たんなる他人との競争でおわらせたくなかったから。
そもそもの話、周りをみわたせば、自分よりも優秀なひとは無限に存在します。
そんな、自分よりも優秀なひとたちを目指す人生こそが、
「他人軸という名の不幸な人生」といえるのかもしれません。
考えてみれば、自分と他人を比較する人生は、僕にこんな感情をもたらしました。
◆あせり
◆不安
◆迷い
◆あきらめ
◆苦しみ
◆嫉妬
◆絶望
こんなの自由じゃないし、幸せでもなんでもないですよね?
だからこそ、身分相応の満足を知ること(足るを知る)が、重要になってくるのです。
とはいえ、いったん4つの自由をぞんぶんに味わってしまうと、もう元にもどれそうもありません。
20代で味わった、朝から晩まで働いてたったの月収10万円たらずのカツカツ生活なんて、もう絶対にいやです。
そこで、じっくりと考えてみたのです。
◆パソコン1枚あれば世界中どこでも住める、
「住む場所の自由」。
◆起きてから寝るまでなんの義務もない日々、
「時間の自由」。
◆気があわない人間といっさい会う必要がない、
「人間関係の自由」。
◆ATMからお金をおろす感覚で希望金額を稼ぎだす、
「経済的自由」。
これら4つの自由は、月収100万あれば維持できる、と。
ここまで読めるあなたのようにカンのするどい読者さんならもうおわかりだと思いますが、
僕にとっての「自分はどんな人生をおくりたいのか」の正体。
それは、月収100万を自動かつ安定して稼げればそれでいい、これが僕にとっての答えでした。
もしかすると、こうした僕の姿勢が起業家の友人にとって、向上心がないと思われてしまった原因なのかもしれません。
でも、月収100万が自動ではいってくれば、人生におけるだいたいの問題が一瞬で解決するという事実も、実体験としてあきらかになりました。
たとえば月収100万のうち、月30万以内の生活スタイルを継続すれば、残りの70万を自動的に貯蓄にまわせますよね?
(僕はこれを、フルオート貯蓄システムと呼んでいますよ。)
考えてみてください。
貯蓄月70万×29か月(約2年半)=2030万。
つまり、老後2000万問題をわずか2年半で、あっさりと解決することができるわけですね。
「2000万ぽっちじゃまだまだ不安だよ!」という場合は、
貯蓄の一部を米国S&P500あるいは全世界株式、いわゆるインデックスファンドに投資すれば、貧困老人にならなくてすみます。
だからこそ、この苦しい人生を一瞬でイージーモードにするためには、とにかくまずは「月収100万円が勝手にはいってくる仕組を所有すること」が、重要といえるのです。
ここまでは僕の実体験をお話しましたが、月収100万を本気で実現させると、お金の悩みのすべてが人生から消滅したのは事実でした。
極端にいえば、
まずは「月収100万実現」に、人生を全振りするわけですね。
もちろん、月収100万円を自動でかせぐ仕組みをつくりあげるまでは、しぬほど努力したつもりです。
ただ1つだけあきらかなのは、
過去や学歴や年齢など関係なく、
ほんの1年もあれば、人生を一発逆転できる時代に僕たちは生きているということですね。
今で幸せなら、
自由を謳歌しながら現状に満足すればいい。
もし今が不幸なら、
叶いもしない夢をみるのをやめて、
この冴えない現実を夢みたいにぬりかえればいい。
人生は、とてもシンプルです。
人生をむずかしくするのは、いつも自分でした。
編集後記
7か月まえに、40代独身無貯金実家暮らしアルバイトという、わりと人生絶望の男性をコンサルしました。
結論、彼が月収50万を達成した4日後に、こんなLINEがきたのです。
「沖縄移住したので会えませんか?」
そこで沖縄の離島へ、フラリとひとり旅してきました。
どうやら彼はビジネスで貯めたお金ですでに畑を買っており、今後はさとうきび農家へ転身すると決めたようです。
やりたいことをやりながらでもネット収入が自動ではいってくる生活は、精神安定の度合いがちがいますね。
なにしろやりたいことで失敗したって、ネットからの自動収入があれば、いくらでも再起できますものね。
そんなことより、どん底から這いあがった人生という意味では、妻子もち無職借金1000万だった過去の自分と、どうもかぶります。
なので泡盛をのみながら聞く彼の身のうえ話が、とても共感しましたし、おもしろかったですね。
彼の沖縄での動向は、機会があればまたお話しますね。
以下もあわせてどうぞ。