7才と2才の子ども2人が、ディズニーランドにいきたいとうるさいです。
とはいえ、東京ディズニーは人間が多すぎるし、香港ディズニーはパクリで幻滅しそうで不安。
というわけで、カリフォルニアのディズニーランド行きのフライトを、出発7日前にあわててとりました。
ちなみに、僕たちが住む沖縄からカリフォルニアロサンゼルス空港までは、片道14時間の長時間フライト。
「この試練を乗り越えたら、世界中どこでもいけるはず!」と考え、子連れ長時間フライトにチャレンジしたのでした。
僕たち家族の今回の長時間フライト航路は、以下のように太平洋横断です↓
閉鎖された空間で10時間以上も椅子に座りっぱなしなんて、大人でもかなりの苦痛です。
ましてや小学生以下の子供の体力は無限ですし、ずっと喋ってるし、ずっとはしゃぐのが当たり前。
そんな子供がジッと座ってられるはずがありませんから、まずはロングフライトを乗り越えたあとのご褒美を具体的に説明し、長距離フライトの目的を共有する必要がありました。
なので、「この長時間フライトを乗り越えたらカリフォルニアディズニーで思いっきり遊べるよ!」と、最高のゴールが待っている旨をじっくりと説明しました。
ご褒美のために頑張るモチベーションが高まったのか、機内では終始ワクワクのまま過ごせました。
小さな子連れで飛行機に乗る際は、優先的に登場させてくれるサービスが各航空会社に設けられています。
たとえば、飛行機搭乗の行列に並ぶことなく、妊婦さんや子供や老人が先に機内に案内させてもらえるんですね。
つまり、ゆっくりと自分たちの席まで移動できたり、周りに気をつかわずにおむつや遊び道具などの、機内持ちこみ荷物の整理ができるわけです。
あとは、子供向けの簡易的なお絵かきセットなどがもらえるのもまた、嬉しいサービスです。
正直なところ、10時間以上という長時間フライトにチャレンジするなら、子供には飛行機でずっと寝ていてもらいたいのが親としての人情です。
そこで僕たちは、空港内にあるキッズスペースで遊ばせまくって、猛烈に疲れさせる作戦に着手しました。
以下は、ロサンゼルス空港(LAX)のキッズスペース(子供の遊び場)です↓
ちなみに僕ら夫婦は仲が良いので、毎回海外を旅する際は、子供たちだけじゃなく大人も心から楽しめる旅にすると決めています。
◆子供はたくさん遊んで、寝て起きたら目的に着いている。
◆大人は赤ワイン片手に、大人の会話と旅の高揚を思うぞんぶんに楽しむ。
子どもと大人がお互いにWIN×WIN、最高ですね。
10日以上さきの予定がたてられない性格ですので、毎回、思いつきであわてて海外旅行を予約します。
月収300万超えても、過去の極貧生活による貧乏性が抜けきらないので、個人的にはエコノミーが落ち着きます。
飛行機内では、子供とタブレットで一緒にゲームしたり、お絵かきしたりと、いつものように過ごします。
ただ子連れ長時間フライト実体験でわかったのは、新しいおもちゃなどは、長時間フライト当日に渡すのがベストだということ。
なにしろ子供は新しいモノ好きですから、新しいおもちゃをフライト当日に渡すことで、新鮮味が長続きして飽きないのでずっと遊んでくれるから。
大人が異常に張り切りすぎてもお互いに消耗するので、自然体でのんびり過ごすのがいいです。
ちなみに、子供のグズりや鳴き声は飛行機の音でほぼかき消されるので、安心してくださいね。
それに航空会社の配慮で、子連れ家族は近い席に固められるので、周りに執拗に気を遣わなくても大丈夫です。
小学校低学年と、2~3才ほどのまだおむつがとれてない&授乳中の幼児と実際に長時間飛行機にのってみて確信したことがあります。
それが、しっかりと持ち物を準備して大正解だったこと。
そこで、長時間フライト対策として僕らが買ったものを以下にすべてまとめておきました。
ちなみに、最近の物販大手のアマゾンは中華系やレビューで小遣い稼ぎするサクラたちが増殖していて、買い物が非常にしづらいです。
でも、本当に実用性がありサクラレビュー度が低い商品だけを厳選しましたので、このさき子連れ海外長距離フライトにチャレンジする予定があるなら、参考になると思います。
キッズタブレット
※機内の暇つぶしにたいへん役にたちました。大人も楽しめるのもいいですね。
座席足もとに置くオットマン
※座席の足もとに置けばベッドの完成。キッズたちは川の字で寝てました。
座席足もと用ハンモック
※必須ではないけれど、ないよりはあったほうが楽です。
首枕(ネックピロー)
※長距離フライトじゃなく短距離フライトでも欲しいところ。首が圧倒的に安定します。
ナノケアドライヤー
※美容室でトリートメントをうけた日と同じようにツヤツヤ&ツルツルになります。本当です。
子ども&大人用ヘッドフォン
※飛行機のエンジン音を気にせず音楽やゲームに没頭できましたね。
TSAロック付きPCポリカーボネートスーツケース
※アメリカに行くならTSAロック付きのスーツケースじゃなきゃ破壊されます。頑丈な素材なのも吉。ESTA申請も忘れずに。
キッズ用運転できるスーツケース
※「どこで買ったのか教えて!」などと1日10回以上声をかけられました。小さな子連れ旅行するならこれはかなり役に立ちます。
小さな子連れで長距離を飛行機移動したり、海外旅行するのは本当に大変です。
妻と、「こんなときに、気楽な独身がうらやましいって思うよね~!」と共感しあいました。
たとえば、独身お気楽ひとり旅なら、スーパーの買いもの袋1つあればいくらでも海外放浪できます。
(過去に東南アジアひとり旅でチャレンジ済みです。)
しかし、小さな子連れではわけが違うのです。
引越しのような荷物を用意しましょうとは言いませんが、閉鎖的な飛行機や知らない国で、大人と子供もお互い精神衛生的に参らない程度の持ちものくらいは用意しておきたいところです。
ロサンゼルス空港に降り立ちました↓
7才と2才の子連れ長時間フライトミッションが、無事完了です。
ロサンゼルス空港の公衆電話からシャトルタクシー会社に電話し、ピックアップしてもらいます。
長時間フライトのあとはすぐさま、貸し切りシャトルでロサンゼルスアナハイムへ向かいます。
ちなみに、ロサンゼルス空港から目的地のアナハイムまでは約60キロ。
今回の宿は、ハイアットリージェンシー↓
考えてみれば、沖縄→台北→ロサンゼルスと飛行機を乗り継いだので、片道20時間は移動していました。
ホテルについたら、さっそく子どもたちと長時間フライトの達成感をともに喜びました。
達成感を味わったら眠気がきたのか、スイートのふかふかベッドに飛びこんだ瞬間に、子供たちは爆睡してくれました。
僕ら夫婦はルームサービスのワインを軽く3~4本ペロリとあけたので、その後の記憶がありません。
小さな子供を連れての長時間フライトは、思っていたよりも楽だった印象です。
大人が考えている以上に、子供たちはいろんなことを理解してくれていました。
素晴らしい。
以下は、帰りのフライト↓
ロサンゼル→台北→沖縄へと乗り継ぎです。
今回の、沖縄からロサンゼルスまでの総移動距離は、往復21800キロでした。
ただし、空港までの車やトランジットを含めると、総移動距離は往復で25000キロくらい。
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