親ガチャは失敗したけど国ガチャなら僕たちはみんな成功者という話


こんにちは、橋本雅です。


あなたは「親ガチャ」という言葉をご存知ですか?


親ガチャを簡単にいうと、
親が資産家なら勝ち組、親が貧乏なら負け組といった考え方ですね。


ようは、「自分の人生は親次第ですべてが決まる」、そんな考えが親ガチャという言葉の正体ですね。


最近の若いひとたちに、そうした親ガチャの考え方が急速に広まっているようなんです。


もちろんこんな時代ですし、先が見えない日本社会では、生まれた家庭のせいにすれば救われる部分もあります。


でも、生まれた家庭に悲観的になりすぎるとチャレンジ精神が埋もれますし、いったいなんのために生まれてきたのかわからなくなりますよね?


そこで考えておきたいのが、「国ガチャ」です。


今日は、僕たちは日本という先進国に生まれただけで丸儲け、
いわゆる「僕たちは国ガチャ成功者だ!」というポジティブなお話をしていきますね。


国ガチャなら僕たちは成功者【親ガチャ失敗は当たり前】


たとえば北朝鮮や中国やロシアといった、全体主義国家。


対して、アメリカやヨーロッパや日本などの資本主義国家。


現在の世界は「全体主義」と「資本主義」の2つのルールの間に挟まれて、人びとは揺れています。


「物価があがるけれど給料があがらないから、とにかく生活が苦しい」、それが現実ではないでしょうか。


ちなみに全体主義とは、国家が国民を管理する社会。
資本主義とは、自由を第一に考えた社会。


あなたもご存知のように、僕たち日本人は後者の、自由を第一に考えた社会に分類されます。


たとえば日本では、政治家の文句をいったら投獄されたり拷問されませんし、街でデモをやっても銃で公開処刑されることもありません。


つまり、僕たちが住む日本は権力者の文句は言ってもいいし、
稼ぎたいなら自由にどうぞという、基本的に自由が尊重されたスタンスで国家運営されているわけですね。


その意味では、僕たちは日本という国に生まれただけでも成功者なんだと思えてきませんか?


というよりも、僕の場合は「自分は国ガチャ成功者だ!」と思わなければ精神が崩壊するほど、破滅的な家庭で育ちました。


借金取りに追い回されて自宅は差し押さえられるし、親はいつもお金がない。


結果、自分は低学歴だし、人脈もコネもお金もなにもない。


いわゆる、親ガチャに完全失敗した人生をおくってきました。


正直なところ、貧乏な親を憎んでいた時期もありました。


考えてみれば、僕は自分にかせられた悲劇的な人生のすべてを親のせいにして、現実から逃げていたのかもしれません。


そんな折、テレビのニュースではこんな報道がされていました。


「北朝鮮ではチクれば報酬がもらえる。だから家族間でも決して政治家の文句が言えない。家族間でも監視し合っている。少しでも反抗的なら、家族3世代にわたって絶滅させられる。」


・・・とても悲惨です、日本では考えられないですよね?


そこでじっくりと考えてみたのです。


「親ガチャで失敗したけど、国ガチャでは自分は成功者なんじゃないか?」

「もしかすると、自分は強運の持ち主ではないのか?」、と。


もちろん、ポジティブな性格が絶対的に正しいとは言いません。


ネガティブな性格だって、それもまたその人の個性ですものね。


ただ、考え方次第で見える世界がちがってくるのは間違いないと言えそうです。


たしかに、毒親をもつと子供は悲惨です。


でも、親のせいで夢や希望を失ってしまうのは、もったいないですよね。


お互いに、たった1度きりの貴重な人生です。


ないものねだりで暗く生きるのも1つの生き方ですが、
いま目のまえにあるものに感謝して生きられたなら、
さっきよりもちょっぴり多くの幸せを感じられるのかもしれません。


あとがき



どこかで、こんな言葉を聞いたことがあります。


「良いことがあってこその笑顔じゃなくて、笑顔でいればいいことがあると思えたら、それが良いことの序章です」


もちろん、海外旅行や海外留学、それにワーキングホリデーなど、日本以外の海外経験がない場合は国ガチャは意識しづらい考え方です。


ただ、「国ガチャでは自分は成功者なのだ」とあらためて自覚してみると、また違う景色が見えてくるのかもしれません。


それでは。

 

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