タトゥー完成と色抜け問題
タトゥーは入れたてがもっとも発色が美しいせいか、風呂や鏡の前でいつまでも眺めてられますね。
でも3日や1週間、3週間や1か月と日を追うごとに色抜けや色とび、それに色はげやにじみが目立ってきます。
タトゥースタジオではタトゥーが完成して約1か月後の傷がおさまったあたりに、仕上がりを確認してもらえるサービスを行っていることがおおいです。
なので彫ってもらったスタジオで、タトゥーの仕上がりを見てもらってきました。
彫ってもらった彫師さんは、この道25年のベテラン。
たとえば美術学校あがりの単に絵がうまいだけの独学の彫師さんとは違い、もはや職人さんです。
その彫り師さんによると、かなり色抜けや色はげしているとのこと。
軽いタッチアップ(突きなおし)ですむかと思っていましたが、結局1時間ガッツリと色のいれ直しをおこないました。
黒い部分のほとんどが色の入れ直しです。
もはや、新タトゥーをいれる感覚。
気持ちの準備をおこたったせいなのか?
前日に酒(ウィスキーストレート)を多く飲んだせいなのか?
いつもより痛い・・・。
それでも仕上がり確認と色の突きなおしを無料で行ってもらえるのは、とてもありがたいですね。
(なかには仕上がり確認なのに料金が発生するタトゥースタジオもあるとのこと)
タトゥーはお金、時間、体力がかなり必要ですし、自分で色の入れ直しなど不可能ですからね。
また、個人的にタトゥーのアフターケアもまた趣味なので(笑)、アフターケアは適当じゃなくしっかりと行いました。
彫師さんが言うには色ぬけの原因はアフターケアじゃなく、色が抜けやすい体質の人がいるとのこと。
要は、色の入り方や抜け方は個人差があるとのことでした。
まあタトゥーは年齢や肌質によって自然に色褪せることがあるようなので、色抜けや色飛びなんかに執拗に神経質になっても仕方ありませんね。
この先タトゥーと長いあいだ良好な関係を築くためにも、色抜けや色飛びなどの経年変化さえ楽しめるようになりたいものです。
タトゥーは芸術、もはやアートですね。
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