お金とは、稼ぐことよりも使うことのほうが難しいです。
・・・と言うと、必ずこんな声が聞こえてきます。
「いやいや、どう考えても稼ぐほうが難しいだろ!」
たしかに、お金なんて小学生でもつかえるわけですから、「稼ぐのが難しくて使うのが簡単」と考えてしまうのは、一般常識と言えそうです。
でもちょっと考えてみてください。
僕たちが生きるこの社会は、誘惑だらけです。
欲しくもないものを買って、家が物だらけになるのは、よくある話ですよね。
たとえば、
ダイエットのために買った懸垂機(けんすいき)が、洗濯物干しになったり。
衝動買いしたカワイイ服を、なんと1度も着なかったり。
はたまた、ストレス解消のために、100円均一で大量買いしてしまったり。
そんな具合に、テレビCMやネット広告、それにそのへんの広告看板は僕たちに日々、不要なものを売りつけてくるのです。
でも、ついつい買ってしまう。
つい、無駄遣いしてしまう。
いいえ、「お金を使わされてしまう」といったほうが、正しいです。
つまり、企業に欲求をくすぐられて、僕たちはお金を使わされてしまうのです。
だからこそ、お金は稼ぐよりも使うほうが難しいと言えるわけですね。
月末や給料日まえに、「あらやだ!お金がない」といった現象が起こるのは、知らず知らずのうちに他人にお金を使わされてしまうからなのです。
そこで、お金のマインドセットをあなたへご提案します。
もし、お金を使いたい衝動がおこったら、以下の言葉を自分に投げかけてみてください。
「果たして無人島でもそれを買うか?」
マウント社会を離脱し幸福になりましょう
「果たして無人島でもそれを買うか?」
このように自分に聞くと、おそらくほとんどの商品が不要に思えるはずです。
たとえば、他人をマウントするための、ブランドバッグや洋服にアクセサリー、それに豪邸やイイ車。
もし無人島で暮らすのならば、そんな見栄や承認欲求を満たす物よりも、エサを獲るためのモリや耐久性がある中華鍋や料理用ナイフなど、生き延びるための物を買いますよね?
だれもいない無人島だというのに、ヴィトンのバッグやロレックスの時計をひけらかす意味がありませんものね?
その意味では、
僕たちがいかに、周りの目を気にして生きていることか。
いかに、不要な物ばかりを買わされて、無駄遣いをしていることか。
ちなみに僕は、セダン型の国産高級車とやらに乗っています。
もちろん無人島では、こんなムダの塊のような車など不要です。
でも、軽自動車だと重大な事故にあえば、即死する可能性が高いです。
だから、少しでも生存率をあげるために、屈強なボディをもつ国産高級車に乗っています。
ビジネスを所有する経営者なら、「車を買う=安全を買う&節税になる」という概念も、覚えておいてよさそうです。
あなたもそのうち月収100万円以上になるでしょうから、来年の今ごろには、「お金は稼ぐより使うほうが難しい」と、周りの人たちにお話すようになるでしょう。
編集後記
「果たして無人島でもそれを買うか?」
この自分への質問は、買い物をする際に、無駄遣いを防げるようになります。
ようは、無駄遣いしないコツですね。
とはいえ、あなたも僕もこのさき無人島に住むことはないでしょうから、このさきなににお金を使うかを、今のうちに考えておきたいところです。
ちなみに僕は自己投資、ようは自分で稼ぐチカラが身につくことに、たくさんのお金を使ってきました。
自分で稼ぐチカラを身につけたあと、つまり「稼げる脳ミソ」に鍛えあげたあとに、不動産や株などの資産を買うようになりました。
もちろん、あなたがこの手紙を読まれているということは、とても立派で本当にただしい自己投資です。
ですので、あなたが自分で稼ぐチカラを身につけたあとは、不動産や株などの資産を買うことも視野にいれるといいと思います。
世界中どこでも自分1人で稼げるし、さらに不動産や株からも勝手に収入がはいってくる状態、
まさにそこが、僕たちがたどり着くべき理想郷、
4つの自由がすべてそろった世界なのです。
そうやって、収入の柱を増やしていくことが、僕たち一般人が自由で豊かなお金もちになる唯一の方法なのです。
もちろん大富豪になる必要はありませんが、小金もちくらいになると、人生が一瞬でイージーモードになるのは確かです。
そろそろ最後になりますが、収入の柱が会社からのお給料1本だけの状態では、100%自由になれないと断言します。
自分で稼ぐチカラもたいした貯金もないのに、不動産や株や投資信託を買うひとが増えていますが、これは非常に危険です。
このブログの賢い読者さんならご存知のように、物事には順序というものがあるからです。
ですのでまずは、とにかく「自分の脳みそを稼げる脳ミソへと徹底的に鍛えあげる」、ここからはじめていきましょう。
僕たちならきっと大丈夫です。
以下もあわせてどうぞ。