独身で月収が12万円くらいのころは、地元の中小企業に勤める友人や、フリーターや無職の友人たちばかりが周りにいました。
友人たちと遊びに出かけるとすれば、1000円札を握りしめて、ハラハラしながら飲みに出かけていました。
とはいえ、あまりにも貧乏すぎて将来に悲観したので、飲食経営で起業したけど失敗して潰したり、ネットビジネスで2度目の起業をしました。
運よくビジネスが軌道にのって、月収100万円を超えてから、どういうわけか友達が1人もいなくなってしまいました。
これからお話しする「友達との経済格差」が自慢にしか聞こえないなら、このページをすぐに閉じて頂いて結構です。
もしあなたが、同級生たちとの経済格差に悩んでいるなら、共感いただけると思います。
あなたが経済的&精神的に成長したからこそ、新しい友達を作るべきタイミングがやってきたことを忘れないでください。
過去の僕は、食事や持ち物など、とにかく安いものを求めました。
遊びといえば、安い居酒屋で安酒と焼鳥3本で、5時間くらいお店に滞在するような、まさに貧乏な痛客でした。
酔っぱらったら友人たちと場末のスナックのドアをくぐり、また安酒を飲んでカラオケを歌って、ベロベロで翌日は二日酔いで動けない。
酔って気が大きくなったおかげで、二日酔いの朝はいつも財布に30円しかはいっていないといった具合に、もはや綱渡りのような生活でした。
先日、月収12万円の古い友人3人と、飲むことになりました。
結論からいうと、友人がお店の別の席にいた、仕事終わりの肉体労働者にからんでケンカになりかけました。
僕はといえば、喧嘩に参戦するどころか友人たちの口論にゲンナリしてしまい、全員分のお会計をすませてそそくさと自宅へ帰りました。
友達と経済格差が生まれると、価値観の違いから、疎遠になることは間違いないようです。
もちろん、収入が低い人が悪いわけではありません。
ただ、現在はなるべく健康的な食事を心がけるようになりましたし、沖縄移住してスキューバダイビングを夫婦で楽しむようになりました。
収入格差がある友人たちと、食事をしたりお酒を飲むときは、必ず割り勘にしてもらっています。
「経営者なのにケチだな!」
たしかにそう思われるはずです。
ただ、毎回のように奢ってしまうと、自分と友人との間に上下関係が生まれることがつらいんです。
経済格差がある時点で、精神的な優劣をなんとなく感じさせてしまうわけですから、毎回奢ると相手は負けたように感じてしまうんです。
この時点で、友人関係ではなくなりますよね。
友達との経済格差に悩むあなたなら、共感いただけると思います。
ずっと地元にいる僕の友人でお金持ちなのは、今のところ、親の不動産会社を継いだ友人だけ、です。
親が資産家だと、子供は生まれた時点で人生あがりの楽ちんですね。
もちろん、資産家のご子息や社長令嬢にも苦悩はあるはずです。
ただ、借金とりに追いまわされる親の背中を見て育ちましたから、生まれたころからお金持ちの友人には嫉妬してしまいます。
対して、ずっと地元の友人とつるんでいる人は、収入が低いパターンが多いように思います。
僕が思うに、似たような服を着て、似たような仕事をして、似たような収入の人たちといつも一緒にいると居心地がよすぎて、そこから脱出するのが困難になるのかもしれません。
いつも同じメンツ、
いつも同じお店、
いつも同じお酒、
いつも同じ遊び。
このスパイラル、いわゆるぬるま湯にハマりこむと、相当な覚悟が無い限り自力で脱出するのは無理でしょう。
ちなみに、都会に住んだことがあったり、一人暮らしが長かったり、色々と苦労したことがある僕の友人のほとんどは、月収100万円をゆうに超えています。
独身で自由気ままに生きる人は、お金や時間などを、自分のために全力で使うことができます。
対して、結婚して主婦になったり子供を持つと、自分のためにお金を自由に使えなくなります。
ここで、独身の友達と、価値観や話題のズレが出てきます。
つまり、収入によって友達は変わっていくものなのだとマインドセットすると、友達との経済格差で悩まなくてすみます。
昔の友達関係にしがみつかない強さも、身に着けておきたいところです。
社長業は孤独だと思っていましたが、たぶん、みんな孤独です。
だからこそSNSでいいね合戦して承認欲求を満たしたくなるし、見知らぬ誰かと会話をしたくなるわけです。
誰だってさびしくて、夜中に1人、涙を流すことだってあります。
いつ会っても明るくて強そうな人だって、人の温かみを感じたい瞬間があるんです。
そこで連絡をとりたくなるのが、親と友人とパートナー(異性)です。
とくに友人なら、駆け引きや遠慮なく、いつでも会話ができますね。
ただ、さびしいからと昔の友達にいつまでもしがみつくのは、良好な人間関係とは言えません。
この際ですからハッキリと言いますが、経済格差がある友達とは、価値観の相違から、いずれ疎遠になります。
なぜなら、あなたは努力すれば経済的に豊かになれることを知っているけれど、昔の友達はそれを知らないから。
つまり、経済力があるあなたの行動にいちいち嫉妬されてしまうし、あなたとの会話が自慢に聞こえてしまうのです。
だからこそ、経済格差(収入格差)がある友人とは、付き合いにくいと言えるわけですね。
僕は幼いころに、親や学校から、「みんなと仲良くしなさい!」と教えられました。
でも、みんなと仲良くするのは、無理でした。
なにしろ、どう頑張っても気が合わない人もいますし、生理的に受け付けないひとだっています。
みんなに好かれる人って、実はいないんです。
むしろ、みんなに好かれようとするからこそ、自分の意見も個性もなにもない人間になり下がってしまうわけです。
そこで僕がたどり着いた答えは、嫌われることを恐れない、これでした。
収入が10年以上ほぼ変わらない友人とは、価値観が合わなくなり、付き合いが消滅しました。
その代わりに、努力して収入を30倍や50倍にした、新しい友達ができました。
「古い荷物を捨てると新しい荷物が手に入る」という言葉がありますが、そういうことなのかもしれません。
友達との経済格差に悩む原因は、以下2つです。
①自分より友達のほうが収入が高く、嫉妬したり羨んでしまう。
②友達より自分のほうが収入が高く、話題や価値観が合わない。
類は友を呼ぶという言葉がありますが、実は自分の周りには似たような収入の人が集まります。
たとえば月収15万なら、周りに月収15万前後の人たちが集まってくる。
たとえば月収100万なら、周りに月収100万前後の人たちが集まってくる。
つまり、収入によって付き合う人間が変わるのが当たり前ということです。
ですので、友達がいなくなったり、昔の友人と疎遠になることを恐れなくて大丈夫です。
今ままで通りの収入で、今まで通りの仲間といたいなら、今のままの収入でいればOKです。
ただし、月収100万円以上の自由で豊かな世界をこの目で見たいなら、以下もあわせてどうぞ。
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