沖縄という土地柄のせいか、毎朝海を見ているので、たまに山や森に触れたくなります。
久しぶりに晴れたので、沖縄の最大のパワースポットと言われる斎場御嶽(せーふぁうたき)へ車で向かってみます。
ここですね↓
google map
このトンネルの先にある巨大な橋、ニライカナイ橋を渡ります↓
早速くぐってみました。
画像では分かり辛いと思いますが、巨大な橋の上から見る眺望があまりにも美しすぎて、橋の上に路駐し時間を切り取りました↓
振り向くとこんな風景です。
山や森や海が共存しています。↓
ようやく着きました。
あらかじめ買っておいた入場券をオジサンに渡した後、この場所のルールや、いかに神聖な場所かを説明するビデオを3分ほど視聴し、いざ入場です。
斎場御嶽(せーふぁうたき)の入口↓
斎場御嶽(せいふぁうたき)は沖縄では非常に神聖な場所のようで、パリピのようなふざけた格好なら門前払いだそうです。
ヒールやビーチサンダルはNG。
さすが沖縄を代表するパワースポットです。
奥さんはヒールを脱ぎ、レンタル用サンダルに履き替えさせられていました(笑)。
南国独特の植物で覆われた森を、ゆっくりと進みます。
道が石垣のようで歩きづらいです↓
パワーを頂いているというと一気に胡散臭いですが、何だか気力が湧いてくるというのか、不思議な気持ちにさせられます。
生まれて初めて、まともに森林浴をしたような気がします↓
ずいぶん長いあいだ仕事に忙殺されてきたので、それどころじゃなかったのが正直なところです(笑)。
森の澄んだ空気にしっとりした水気が含まれているのがまた、いいです。
大自然が作り上げた作品。
迫力があります↓
このステージのような祭壇が礼拝する場所のようです↓
一般人が登るのはNG。
大庫理(うふぐーい)と呼ぶそうです。
この祭壇のような箇所がいくつかあります↓
こちらは、寄満(ゆいんち)。
数百年前はここで神聖な儀式や、お祈りが行われていたようです↓
当時の様子が描かれた、図や解説を見つけました↓
ここ斎場御嶽(せーふぁうたき)は一般人はもちろん、琉球国王ですら立ち入ることが出来ないほどに、厳格で神聖な場所だったようです。
現代人の自分が、パワースポットなどと呼ぶのがおこがましい気がしてきました。
この穴は戦時中の砲弾により出来た穴、その穴に水が溜まって出来た池のようです↓
実は沖縄各地にこのような穴がたくさんあったようですが、ほとんど埋めたようです。
しかしここ斎場御嶽(せーふぁうたき)は、痛みを忘れぬよう保存したとガイドさんが話してくれました。
色々と考えさせられます。
人類ひとりひとり顔も違えば思想も違うわけで、争いはこれからも続いていくのかもと、諦めにも似た感情が湧いてきました。
綺麗ごとに聞こえるかもしれませんが、
争いの無い幸せな世の中になればいいのにと、そんな漠然とした願いも同時に浮かんできました。
気を取り直してさらに進むと、
神聖な雰囲気漂う場所へ着きました↓
鍾乳石↓
先端を拡大するとこう↓
その下にはツボが2つ、用意されていました。
どうやら鍾乳石からたれ落ちるしずくの受け皿として、機能しているようです。
しずくの瞬間↓
ここを抜ければ、祈りや願いが神へ通じる場所があるそうです。
神の島と呼ばれる久高島が見えます↓
無人島らしき島も↓
パワースポット巡りや占いに依存しすぎるのはキケンですが、自分の気持ちを高めたり晴れやかな気持ちを取り戻したり、ヤル気がみなぎるのであれば、パワースポット巡りや占いは多少の効果があるのかもしれません。
運気や幸運は積極的に引き寄せたいものです。
PS.
現在、僕が住んでいるのはここです↓
読者さんからは、
『好きな場所に突拍子もなく移住する度胸がスゴイ!しかも子連れで』などと、ありがたい言葉を頂くことが多いのですが、僕は単に島から島へちょっと移動しただけの事です。
すごい人はもっとたくさんいるはずです。
それにこんな画像を見ると、宇宙は広いと改めて痛感させられますね↓
google earth
日本版八ワイというのか、沖縄県は小さな島ですが日を追うたびに大好きになっています。
幼少期から数えて今まで15回以上引っ越してきたわけですが、今住んでいる土地が大好きだと、30代半ばにさしかかり初めて胸を張って思う事が出来ました。
沖縄がそうさせるのか、温暖な気候のこの土地が自分に合っているのか。
奥さんも僕も地元と呼べる土地がないので、ようやく見つけたフィーリングの合うこの土地を余計に好きになれるのかもしれません。
マンションも住む地域もすべてネットで決めて、なんとなく移住したこの沖縄ですが、住んでみなければ分からない事はたくさんありますね。
例えば移住前なんて、
『沖縄はGがとにかく巨大で家にめちゃくちゃ出るから気を付けろ!』なんてネットで見て恐怖に怯えていたのです。
※G=誰もが嫌いな真っ黒くて異常に素早いアイツ※
でもいざ住んでみると、まったく出ません。
タイのリゾートをひとり旅した時に、部屋に拳サイズのGが出て気絶しかけた経験があるので、ひとまずは安心です。
来年の今日はどこにいるかまったく未定ですし、自分の視野や価値観をこれからもっと拡大していけたらと、そのように思っています。
僕が自由になるまでにやったことはこちらから。