タトゥーには優しいアフターケアを
タトゥーはアフターケア次第で、仕上がりがまるで違うと言われます。
たとえばかさぶたを無理にはがすと色が抜けるですとか、かゆくても爪をたててひっかかない、こすらない。
タトゥーをいれたあと、最低7日は風呂につからないなど基本的なアフターケアが重要になります。
しかし何より重要なのは塗りものですね。
ワセリン、
オロナイン軟膏、
オリーブオイル、
化粧水、
乳液、
ココナッツオイルなどですね。
個人的にはココナッツオイルを塗って、ラップで巻いてモイストヒーリングするのが好きですね。
※なぜ定番のワセリンじゃなくココナッツオイルかは後でお話ししますね。
タトゥーを入れてから2~3日もすると必ず強烈なかゆみに襲われるので、何かを施術部分に塗りこまなければやってられない状態になります。
中にはかゆみに耐えきれず、パンパンと叩いたりする人もいるようですが、タトゥーにカラーをいれている場合は色がにじむ場合があるので注意したいところです。
(僕もちょっとだけ滲みました)
そもそもかゆみというのは痛みの延長線上にある感覚ですから、たとえ叩いてもかゆみが収まるのは一瞬だけなのです。
一度ためしてもらうと分かりやすいですが、利き手でふとももの内側あたりをバチンと思いきり叩いてみてください。
始めに激しい痛みを感じたあとに徐々に痛みがおさまっていき、最後には痛みの余韻が残っているはずです。
この痛みの余韻こそが、かゆみの原因なんですね。
タトゥーの場合は叩く程度の痛みじゃなく、切り傷やすり傷と同じですからこの痛みの余韻を、強烈なかゆみとして脳が認識するわけです。
これが痛みとかゆみの原理です。
そこでワセリンやオロナイン軟膏、それにオリーブオイルや化粧水や乳液やココナッツオイルを塗ってかゆみを取りのぞき、さらに傷の治りをうながすほうが結果的に楽なのですね。
せっかくお気に入りのタトゥーを入れたのに、アフターケアを失敗してデザインがくずれたらガッカリですよね?
タトゥーは一生ものですから、どうせなら綺麗に仕上げたいものです。
そこでタトゥーのアフターケアを、趣味としてワクワクしながら楽しんでみるのもいいかもしれません。
最近医学界ではドライヒーリング(傷を乾燥させてかさぶたを作る治療)じゃなく、モイストヒーリング(かさぶたを作らず自然治癒能力を活かす治療)が主流のようです。
学校の帰り道でころんでヒザに擦り傷ができて帰ったとき、親から「かさぶたを作りなさい!」なんて教わったのに、それが間違っていたのは意外ですね。
ちなみにドライヒーリング(乾燥&かさぶた治療)の場合、かさぶたをはいだ傷あとが残りがちです。
対して、モイストヒーリング(乾燥させない治療)は、傷跡をほとんど残さずに治療できるんです。
そもそもタトゥーは無数の刺し傷ですから、傷を正しく治療することでタトゥーの仕上がりが満足いくものになるのです。
とはいえ、タトゥーにココナッツオイルを塗ってサランラップを巻くだけと、アフターケアはとても簡単なんです。
乾燥しないように気をつければOKです。
ワセリンは原料が石油。
敏感肌や化膿が気になるところですね。
それにワセリンには傷を癒す成分が入っているわけでなく、傷をただ乾燥させないためのものです。
また、オロナイン軟膏は殺菌作用があり悪い菌を退治してくれると思いがちですが、傷を治してくれるはずのマクロファージなどの良い菌まで殺菌してしまう場合があります。
動物も植物も人間も本来は自然の産物ですから、できれば限りなく自然のものを身体に吸収させたいものです。
そこでタトゥーのアフターケアに最適なのが、ココナッツオイル。
ココナッツオイルは、女優のミランダ・カーも愛用しているようですね。
ココナッツオイルが世界的に注目されているのは、もしかすると市場のバイアス(偏った報道)かもしれませんが、東南アジアでは傷の治療薬としてココナッツオイルが普段から愛用されているようです。
ワセリンやオロナインや化粧水や乳液など、どこかの企業が儲けるための商品を使うのもいいですが、どちらかと言えば自然素材のものが安心できそうですね。
たとえば成長ホルモン漬けの牛肉や豚肉や、化学調味料たっぷりの料理はあまり口にしたくないですよね?
ちなみに僕のタトゥーはココナッツオイルで治療(アフターケア)したおかげか、赤や黄色や青の発色がいい気がしています。
(気のせいかもしれませんが、自分が楽しいならそれでいいのです 笑)
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