このページは店舗経営者向けです。
飲食店やエステサロンや整骨院など、小さなお店や会社を店舗展開するつもりがあれば、読まれてみるといいかもしれません。
このブログやメールマガジンはITビジネス関連のかただけでなく、さまざまなジャンルの経営者の方々も読んでくださっています。
というのは、僕が過去に飲食店を複数店舗展開していた経験や、失敗談などをブログやメルマガで赤裸々にお話しているので、そのご縁によるものだと思います。
というわけで今回は拡大志向をお持ちの店舗経営者のかたむけに、「店舗展開できないたった2つの原因」といった内容をお届けします。
僕は自分のインターネットビジネス(アフィリエイトビジネス)をすでに自動化していて、現在はほぼ働かずとも収入が得られるようになりました。
ところが過去に飲食事業を展開していたときは、「ある段階」でつまづき店舗展開をあきらめ、インターネットビジネスに参入しました。
そのつまづいた原因というのが人、つまり従業員ですね。
そもそも店舗経営というのは、2店舗や3店舗と拡大していかねば、巨額のお金を稼ぐことが不可能です。
自分が働いて食べていけるだけのお金があればいいなら1店舗の売上だけでも生活できますが、数百万や数千万といったまとまった収入を店舗経営で稼ぐのなら、店舗展開していく必要があるのです。
つまり、1店舗1店舗を自分がいなくても営業できるよう、店舗システムを自動化する必要があるのです。
そこで問題なのが、従業員。
たとえば飲食店なら、厨房設備といったものは、単にお金を払えば今すぐ整えることが可能です。
しかし従業員は人間ですから、感情が備わっています。
人間に感情が備わっているからこそ、機械のように作業を100%完璧に遂行することが不可能なのです。
厨房設備なら、たとえば自動温度調整機能のついたフライヤー(揚げもの調理器)をつかえば、火力調整が自動化できますね。
ちなみに「長崎ちゃんぽんリンガーハット」はオリジナル厨房設備をつくっていて、野菜を炒めるのもなにもかもを機械がまかないます。
従業員は、機械のサブといった位置づけです。
ほかにも全国天丼チェーンの「てんや」は独自のベルトコンベアを採用し、従業員はそのベルトに食材をちょんちょんと置けば自動で油に投入され、ほどよく調理された天ぷらをお客に提供するシステムが機械によってすべて自動化されています。
ここでも、従業員は機械のサブといった位置づけ。
このように、大手企業はその豊富な資金力を武器に、誰でも店を回せるシステム構築が完了しているのですね。
つまり、大手は人間を機械のサブに位置づけすることで、味やオペレーションの安定を成功させ、全国に店舗展開しているというわけなのです。
つまり店舗展開するには、「自分しかできない作業」がお店に存在してはダメというわけなのです。
言葉がきついですが、バカでも一流の仕事ができる設備やシステムを整えて設備の自動化システムを徹底的に高めることが、多店舗展開の第一弾のカギとなるのです。
その次に、ハイレベルな従業員を見つけること。
たとえば、ある銀座の高級クラブはママが主役で、残りのキャストはほぼママのヘルプです。
ママがこのさきずっとお店に立ち続ければ集客も売上も安定するかもしれませんが、もしママが現場を引退して経営にまわるならそうはいきません。
ママと同様に、実力と人気のあるキャストを育てなければ、集客力も売上もダダ下がりというわけです。
・バカでもお店を回せるシステム構築。
・現場をまかせられる優秀な従業員との出会い。
・・・と、これはなにも飲食店だけでなく、すべての事業に当てはまります。
あなたが何らかの事業をいとなまれているなら、お分かりいただけますよね?
「今は設備をととのえるような資金なんてないよ!」と思われたかもしれませんが、なるべくお金をかけずに自動化するための努力は行えるはずです。
ここまでで、店舗拡大における設備の自動化システム構築の重要性があきらかになりました。
問題は感情のそなわった従業員です。
どうやって優秀な従業員を集めるか、そして動かすのか?
それでは見ていきたいと思います。
まず社会経験ゼロの真っしろな新卒従業員候補や転職希望者は、高い確率で大手に流れます。
なぜなら、大手のブランドや福利厚生や保険が従業員思考のひとがもっとも重要視する、「安定」という要素をすべて満たしているからです。
ここから明らかになるのが小さな会社や自営では、従業員を集めるためのブランドや安定システムを整える資金力が乏しすぎるということです。
ですので、こうです。
まず大手が求人誌やネット求人などで、優秀な従業員たちをすべてかっさらっていく。
その結果、小さな会社や自営など事業が小さくなればなるほどに、大手にはいれなかったひとたちが流れてくる。
つまり小さな会社や個人店になればなるほどに、横領したり問題ばかりおこす不良従業員を雇わざるをえない状況におちいる可能性が高まるというわけなのです。
水が上から下へ流れるように、大手から小さな自営業者へと人が流れるようにできているのですね。
では店舗展開を夢見る経営者や自営業者は、いったいどうやって高レベルな従業員をあつめればいいのか?
それはまず、従業員がもっとも重視する「待遇面」をよくすることです。
実際に小さな会社や小さな個人店でも福利厚生などがととのっているだけで、安定志向の優秀な従業員が集まりやすいです。
そんな好待遇の広告をみてたまたまやってきた不良従業員候補は、面接で落とせばいいだけの話です。
その意味でも優秀な従業員をあつめるためには、「安定が1番だし色々とめんどくさいからここでずっと働いてもいい。むしろここで働きたい」という従業員を、とにかく集めつづけることが重要です。
100人に1人は、あなたの経営ビジョンに心から共感してもらえる従業員に出会えるはずです。
ながい道のりかもしれませんが、店舗型ビジネスで店舗展開を実現するにはやはり、人(従業員)がすべてです。
それでも、「この従業員がやめたら事業がまわらなくなるからそれが怖い!」という不安は、小さな組織の経営者なら常にもっているものです。
ですので常日頃から人を集めつづけてふるいにかけていく、
そして最後に残った従業員こそが優秀で、あなたに従順な従業員となるのです。
というよりも、最後に残った従業員こそが、経営者であるあなたのビジョンに共鳴しているというわけなのです。
あとはいかにあなたの店舗展開や事業拡大の夢を従業員たちとともに楽しめるか、いかに夢やワクワクを与えられるか。
これに尽きると思います。
ブラック企業は夢やワクワクを与えることなく洗脳教育で強制的に忠誠を誓わせ、そして労働させ急激に店舗展開します。
綺麗ごとですが、儲けるために人を不幸にするやりかたはあまり良い方法ではないのかもしれません。
死んでるのか生きてるのかわからない人たちと仕事するよりも、どうせなら夢やワクワクでキラキラしている仲間に囲まれて仕事したいものです。
ここぞという時期に来店から支払いまでのビジネスシステムをすべて自動化し、経営者だからこそ現場に出ず事業に集中するというマインドに切りかえてみるのもいいかもしれません。
~まとめ~
・誰でも一流の仕事が可能なシステム構築が経営者の仕事。
・「自分がいなきゃ店が回らない」というリスクを排除。
・レジの不正防止やシステムを自動化できる設備があるなら投資する。
・従業員は「安定」しか考えていない。
・福利厚生や保険など待遇面を整えハイレベルな従業員を集める
・あなたのビジョンに共鳴してくれる従業員に出会うため求人をだし続ける。
(ヘッドハンティングする)
莫大なお金と労力と時間が必要、そんな店舗型ビジネスが本気でイヤになったので、僕はインターネットビジネスに参入しました。
現代は自宅やカフェや旅さきでパソコンをひろげて、指さきひとつで収入の自動化システムが作れるような時代ですから、
「資金も労力も時間も大切なひとととの時間さえも犠牲にしてまで、店舗型ビジネスを展開する必要はあるのか?」と、ふと疑問になったのです。
頑張れば頑張るほどに不自由になっていく商売よりも、やったらやっただけ自由になっていくほうがお得だと、個人的には判断した次第です。
それに、大手が買収されたり簡単に倒産するようなこんな時代ですから、多くの従業員やその家族の人生までも背負うことが果たして正義なのかと感じました。
たとえば、時代のながれによって業績が悪化し、人件費が支払えなくなった場合はどうでしょうか?
それまで一緒に働いてきた仲間を突然リストラしたり派遣切りしたり給料カットしたりとつぜん倒産するなど、自分以外のひとの人生を路頭に迷わせるよりかは、サッサと身をひくのも1つの手段なのかも知れません。
たとえば日本の常識が外国で通用しない場合があるように、正解がたったひとつだけとは限らないのです。
当たりまえの話ですが、店舗型ビジネスを10店舗や20店舗と拡大するには巨額の資金や時間や労力が必要ですし、営業時間が限られるということは売上に限りがあるということです。
ところがインターネットビジネスなら、放っておいても24時間365日集客が可能ですし、マーケティングもセールスもすべてを機械で自動化できます。
つまりインターネットビジネスなら、集客から口座にお金が振りこまれるまでを完全に自動化できるというわけなのです。
「なんだよ、うさんくさい話だな」と思われたかもしれませんが、僕は実際に店舗型ビジネスを撤退して、下記4つの自由が手にはいりましたから、多少の説得力はあるのではないかと思います。
①住む場所の自由
②時間の自由
③人間関係の自由
④経済的自由
4つの自由がすべてそろった世界という、これまた違った人生が存在する事実を知っておくのもまた、新しい自分に出会うきっかけになるのかもしれません。
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