親や教師や学校教育、それにテレビCMや雑誌などなど。
とにかく幼いころからずっと周りの人たちや広告に脳を侵されてきたせいか、当時20代に突入した僕の価値観は以下のように形成されていました。
・タワーマンションを購入したり、一等地に豪邸を立てる事が人生の成功。
・独立して会社を大きくし、派手な高級車で毎朝社長出勤。
・毎日高級レストランで食事し、仲間と毎晩キャバクラで朝までドンペリ祭り。
・携帯電話(スマホ)で大勢の従業員を動かし、超多忙な毎日を送る。
・手つかずの自然ビーチじゃなく、人の手で完璧に整えられたホテルのプールサイドで最高級ワイン。
・高級超高層ホテル暮らし
・ブランド服やブランドバッグで全身を固め、流行を追い続ける人生
・競争に挑み勝ち続ける。死ぬまで競争の人生
・大量生産、大量消費こそが正義
・・・考えてみると、これはすでに時代遅れの価値観でした。
まるでバブルの栄光とやらに、未だにすがりついている人の価値観です 笑。
テレビの影響なのか、それともバブル期を丸ごと経験した大人たちから教育を受けたせいかは分かりませんが、知らず知らずのうちに外部から影響を受けていたのでしょうね。
欲を追い、
欲に飲まれ、
欲に侵され、
欲に終わる。
自分の心の奥深くまで根づいたその価値観を、僕は30才で捨てました。
捨てたというよりも、誰かに強制的に植えつけられた価値観を再プログラミングしたという方が正しいのかもしれません。
理由はシンプルです。
「ただただ苦しかったから」、それに尽きます。
つまり自分が幼いころから信じ込んでいた真実が、実は自分の本当の価値観や考え方ではなかったんですね。
欲やお金を死ぬまで追いつづける人生を選ぶと、人間らしさはおろか人間らしく生きる術さえ忘れてしまうのかもしれません。
ここで下記に、2通りの生き方を提案してみたいと思います。
◆例①
高級車に乗り、
高級ブランドで全身を固め、
完璧で人工的なサービスを受け、
収入の半分以上を家賃に注ぎ、
競争(戦い)と見栄が交錯した、お金を追い続ける人生。
◆例②
綺麗な水、
おいしい空気、
美しい海と青い空、
見たこともない植物や文化、
すれ違う温かい人たちや自由な仲間。
旅ややりたい事を思う存分楽しめる、肉体的にも精神的にも自由な人生。
上記2つの生き方、そのどちらが人間らしく生きられるかは、もう説明するまでもないと思います。
肉体的にも精神的にも自由になるには、本来の自分らしさや人間らしさ、それに童心を思いだすことが大切なのかもしれません。
人間らしく生きる方法としては、「幼いころに夢中になったり熱中したことはなにか?」、ここがヒントになると思います。
沖縄のとあるビーチにて
今さらですが、僕たちが生きるこの人間社会では、お金がなければ生きていけません。
お金が無いからと言って、人さまの家に勝手に上がり込んで冷蔵庫を漁ったり、畑から食べ物を盗むわけにはいきませんものね?
自分で稼いだお金で快適な衣食住環境を整え、毎日お金と食べものを交換し生きていくしかないのです。
ようは、なんらかの経済活動(仕事)を行わなければ、お金が手に入らない社会システム。
その社会システムに生きる限りは、お金がなければ生きていくことが不可能なのですね。
ところがいざ社会に溶けこんでしまえば、会社や従業員同士の「競争の縛り」から逃れることができません。
この矛盾が人間らしく生きる活力を奪い、僕らの健全な思考さえも奪います。
起きてから寝るまで競争。
生まれてから死ぬまで競争。
しかし上には上がいるもので、時に誰かと自分を比べては落ち込んでしまう。
その意味では、競争とは一般人を24時間365日死ぬまで働かせるための罠なのかもしれません。
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世俗の競争社会を離れて思うこと
ということは社会に依存せず、水も電気もガスも含めて完全なる自給自足を目指す方法も人間らしく生きる、1つの手段です。
・・・でも自給自足とはいえ、縄文時代のような暮らしなど、おそらく現代人の僕たちには無理がありますね。
生まれた頃から便利すぎる文明と快適さに囲まれて生きてきたなら、なおさらです。
考えてもみてください。
たとえば毎朝、葉っぱの腰巻を装備し、手製のヤリをもって森にでかけイノシシを狩り、毛をむしり皮をはいで解体し薪で火をたぎらせ、それを喰らう。
そんな暮らしを延々とくりかえす。
少なくとも僕なら、とてもじゃありませんがムリです。
もし自給自足を目指すなら、収入を確保しながらの半自給自足であれば、実現可能と言えそうですね。
しかし自分の力でお金を生み出すことが可能ならどうでしょうか?
しかもノートパソコン1枚で世界中どこでも仕事ができる環境だとしたら?
自由が一瞬で手に入りますね。
生活費を稼ぐためにわざわざ会社へ通勤したり、人間関係にモミクチャにされずにすむわけです。
実は僕たちが日常で不自由や不満を感じる原因というのは、下記4つです。
①(住む場所の不自由)
※職場の近くに住まなければならない/住む場所を会社に決められる
②(時間の不自由)
※自分の時間や大切な人や家族との時間がない/会社に自分の時間を徹底的に管理される
③(人間関係の不自由)
※職場の人間関係を両行に保ちつづけなければならない/人間関係構築が職場に限定される
④(経済的不自由)
※頑張ってるのに給料があがらない/低賃金でお金が貯まらない
ここまで読みすすめてくださった思慮深いあなたなら、もうお分かりかと思います。
自分の思うとおりに、自分の人生を自由にデザインできないからこそ不満やストレスの原因になるのですね。
窮屈で退屈な仕事をこなすだけで、毎日同じことの繰り返しのような我慢だらけの暮らしなど、不満が溜まるのは当たりまえです。
たった1度きりの貴重な人生ですから、どうせなら自分の思うとおりに自由な人生を生きていきたいものです。
しかしそんな切実な願いとは裏腹に、就職やバイトなどといった「会社に収入や人生のすべてを依存するスタイル」では、自由な人生を送ることが不可能なのです。
そこで自分の力でお金を生みだす能力を身につけることで初めて自分らしく自由に、そして人間らしく生きることが可能になるのですね。
だからこそお金持ち思考を持った人は、自分が働かずに収入がはいる仕組み(資産)を作り、その仕組みを巨大化し自由になるのです。
たとえばお客さんでいつもド満席の飲食店経営者が、多店舗経営に乗りだす理由がそこにあります。
ただし、リアルビジネスは従業員統率や、仕組みの巨大化が非常にむずかしく、大変な労力と莫大な資金が必要です。
ところがネットビジネスならたった1人で、しかもほぼお金をかけずにビジネスの世界展開が可能です。
1年やそこらで月収ウン百万円を稼ぐ20代や30代や40代がぞくぞくと増えているのは、そのようなカラクリがあるのですね。
これはもはや時代の流れですね。
先ほどもお伝えしましたが、自分ひとりの力でお金を自由自在に生みだせるようになれば、自分を縛りつけるすべてのものから解放されます。
自分らしく自由に、そして人間らしく生きることが可能になるのです。
その確固たる理由がお分かり頂けたのではないかと思います。
自由に生きるための具体的なノウハウは
で、じっくりと解説しています。
~あとがき~
沖縄の海を眺めながらのランチというキャッチコピーに惹かれ、フラリとやってきました↓
沖縄トランジットカフェ
遠くでダイバーを発見↓
平日昼間のダイビングは空いていて気持ちよさそうです。
なぜか昼時のかきこみ時なのに空いています↓
…この10分後にはお客さんでド満席に。
このカフェは超人気店のようです。
奥さんは牛バラ肉のグリル/ジャマイカンジャークソースとアボカドカクテルシュリンプのピタサンド↓
盛り付けがいちいちオシャレです。
僕は牛ロースのサイコロステーキ240g/ガーリックバターソース↓
沖縄の飲食店(特にリゾートエリア)は、どこもハイクオリティです。
しかし今どきの飲食業界の景気は、全国的にかなり厳しい状況だと東京や関西や九州の知り合いからよく聞きます。
そんななかで突きぬけてお客さんがはいるお店にはやはり興味があります。
そんな繁盛店をピンポイントで攻めて、リアルビジネスからお商売を学べる要素を食事しながら探しています。
(・・・と言いながら、外食の口実を作るのです 笑 )
買い物などを済ませて、夕陽を見にまたビーチへ。
光の道のようで美しいです。
関東や関西や九州など今まで10回以上引っ越してきて思ったのですが、画に描いたような美しい景色が無数に存在しているのは沖縄だけのような気がします。
温暖な気候と太陽、その土地に根を張るゆる~い住人たち。
知り合いや友達など1人もおらず、土地勘も何もないこの場所へ小さな子供を連れてなんとなくやってきたわけですが、都会に居るころよりも人間らしく生きることができていると思います。
まるで移動しながら生活するどこかの国の民族のような感覚でこの場所へやってきましたが、人間らしく生きられているといった意味では正解だったと言えるのかもしれません。
綿密で1ミリも狂いのない完璧な人生計画など実は必要ないのだと、直感でいいんだと、そう感じたところです。
それにこの土地にいると、社会に揉まれていた時代に自己防衛策として自分に生やした無数のトゲが自然と取れていくような、そんな気もします。
南国がそうさせるのか?
それとも気候や陽射しといった外部環境に人間の自分が順応しているのか?
単に土地が自分たちを呼んでいたのか?
いずれにしても、自然の流れに逆らいつづけるのは不自然なのかもしれません。
自分の力でどうにもならないことに執着するよりも肩の力を抜いて、自然の流れに身を任せた方が実はうまくいくことが多いのは不思議です。
人間味も、本来の自分らしささえも見失うほどに朝から晩まで働き倒さなければならない理由など、実はどこにもありません。
働き方なんて世のなかに無限にあって当たりまえですし、今いる場所や見ているものがすべてではないのです。
人がみなスマホ画面に夢中になっていて、人工知能や機械が人間の仕事を代行する時代にシフトしている「今」がチャンスです。
今のうちに、自分の力でお金を生み出す能力を高めておくのもいいかもしれません。