「組織に属さない生き方」を実践して思うこと

組織に属さない生き方

 

このブログやメルマガを深く読んでくださっているならご存知のように、過去の僕は飲食店経営者でした。

 

 

お店の規模は、従業員を5名ほど雇ってまわす程度の、小さなお店。

 

 

26才のときに、歌舞伎町や六本木の水商売で貯めたお金を全部つかって、僕はそのお店のオーナー経営者になりました。

 

 

とはいえ、従業員が売上を持ち逃げしたり、30名の団体の予約で超忙しい忘年会シーズンだというのに、出勤をすっぽかしてお客さんを怒らせるなど、僕と従業員との絆はそこにありませんでした。

 

 

僕のお店には、「みんなで一丸となって結果をだす」といった、一体感はありませんでした。

 

 

当時は、
「なぜ、みんな教えたことと逆のことをやるんだろう?」と疑問でしたし、
「なぜ、みんなこんなにも仕事ができないんだろう?」と、自分の人望のなさを棚にあげて、イイ気になっていました。

 

 

考えてみれば、あの頃は人間関係でノイローゼ気味になっていたのかもしれません。

 

 

そもそもの話、経営や商売やお金の知識、それに人間の扱いかたなんて学校では一切教えてくれませんでしたから、それらすべてを1から自分で学んでいく必要がありました。

 

 

そんなある日、小料理屋を経営する自分の父親に、このように聞いてみたのでした。

 

 

「どうすれば自分はビジネスで成功できるの?」

 

 

すると、父親はこんな答えをくれました。

 

 

「経営者に定年はない。だからあれこれ考えずに、汗水たらして必死に働きなさい。」

 

 

・・・正直なところ、ピンとくる答えではなかったものですから、セミナーで知り合った東京都内で現在18店舗を展開する飲食経営者の友人に、「どうすれば自分はビジネスで成功できる?」と聞いてみたのでした。

 

 

すると、やり手経営者の友人は、以下の答えを僕にくれました。

 

 

高校生のバイトでも店を回せるシステムを作って、さっさと現場から離れなさい

 

 

◆小さなお店を営む父親の教え。
「汗水たらして必死に働きなさい。」

 

◆居酒屋を18店舗経営する友人の教え。
「システムを作ってなるべく早く現場から離れなさい。」

 

 

上記2つの教えが目のまえに置かれたとき、葛藤が生まれました。

 

 

なにしろ、親や学校や社会から、「死ぬまでせっせと働きなさい、いつかきっといいことがあるから」と、幼いころから徹底的に教わったからです。

 

 

でも、今なら正しい答えが分かります。

 

 

僕が信じたのは、父親の教えでなく、友人の教えでした。

 

 

「経営者はシステムを作って現場を離れることが大切」、これこそが資本主義社会で勝つ唯一の考えかただと、今なら理解できるようになりました。

 

 

ただし自分には、たくさんの従業員をまとめて組織で結果をだすといった、団体競技が不得意でした。

 

 

たとえばスポーツなら、サッカーやバレーボールなどの団体競技が得意じゃなく、ボクシングや水泳など、1人で闘う競技だからこそ結果をだせる性格だったのです。

 

 

・・・30才になるまで自分の性格を知らなかったなんて、おかしな話ですよね?

 

 

ちなみに、僕は今でも社会不適合者ですから、会社組織に溶けこむことが不可能ですし、そもそも人様に自慢できる学歴がありません。

 

 

そんな社会のはぐれ者など、今さらどの会社も雇ってくれないでしょう 笑。

 

 

もし雇ってくれるとしたなら、せいぜいゴルフ場の玉拾いくらいでしょうか。

 

(これは玉拾いのお仕事をバカにしているわけでは決してなく、いくらでも替えが効くお仕事という意味です。)

 

 

その意味でも、会社や組織に属さない生き方、いわゆる「フリーランス」という自由な生き方を知ってから、未来の時計が動きはじめたような気がしています。

 

 

もちろん僕以外にも、組織に属さない生き方を実践したらまるで水を得た魚のように、人生が軽やかになったメンバーもたくさんいます。

 

 

大切なのは、
組織に属する生き方や同調圧力が苦しいなら、無理に自分を社会の枠にハメこむ必要はないということ。

 

 

この地球上に70億人の人間がいるなら、70億とおりの個性があって当たり前ということ。

 

 

向いていないことや、やりたくもない仕事を汗水たらして頑張るよりも、
向いていることをワクワクしながら楽しんでやるほうが、幸福度が高まりますし、なにより良い人生になる気がしています。

 

 

考えてみれば、組織や集団に帰属することで仕事をがんばれるなら組織に属すればいいだけの話ですし、
自由気ままなひとり社長が向いていると気がついたなら、組織に属さない生きかたを選択すればいい。

 

 

ただ、それだけの話だったのです。

 

 

物事を難しくするのは、いつも自分でした。

 

 

編集後記

 

 

妻と沖縄中部のステーキ屋さんへ、ランチにきました。

 

目的は、ダチョウのお肉です。

 

組織に属さない生き方

 

沖縄ブランドのあぐー豚、
牛100%ハンバーグ、
茨城県で育ったダチョウ。

 

 

いい筋肉になりそうです。

 

 

シェフの方が、目のまえの鉄板でジュージュー焼いてくださるのが、臨場感あっていいですね。

 

 

これが、↓

 

組織に属さない生き方

 

こうなります↓

 

組織に属さない生き方

 

ダチョウのお肉↓

 

組織に属さない生き方

 

鶏なのに赤身。
ベリーレアでお願いしたからなのか、食感がまるで牛肉です。

 

大胸筋が喜んでいます。

 

組織に属さない生き方

 

 

人混みが苦手なものですから、平日昼間の人間がいない時間帯に行動するのが、好きです。

 

 

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