自分らしさが分からなくなり自分らしく生きられていないなら

 

われわれは他の人たちと同じになろうとして
自分自身の4分の3を失なってしまう
アルトゥル・ショーペンハウアー

 

 

僕ら日本人だけでなく、人間というのはほかの人たちと同じになろうとする性質があるようです。

 

 

というより、他の人たちと同じになることで安心を得ているのかもしれません。

 

 

自分らしさを取りもどすのでなくほかの人たちと同じになろうとする性質に関しては、世の9割の人々が歩む人生にも当てはまりそうです。

 

 

たとえば下記をご覧ください↓

 

 

①良い学校へいき、
②良い成績をとり、
③良い会社へ就職する。
④老後は年金暮らし。

 

 

「みんなそうしてるから自分もそうする!」といった性質が人生に反映された結果、まわりのみんなが同じような人生を歩んでいるのです。

 

 

同じような時間に起きて、
同じようなランチ食べて、
同じような時間に帰宅して、
同じような給料をもらう。

 

 

「まわりの人たちと同じ人生を歩もうとする」、それが世の9割の人々が歩む人生というものなのかもしれません。

 

 

つまりはこうです。

 

 

自分らしさというのは、
「みんなそうしてるから自分もそうする!」と決めるのでなく、
「まわりはみんなそうしてるけど自分はこうだ!」という自分の意思のことなのです。

 

 

それでも学校や仕事や家庭や育児など、僕たちの日常はなにかと忙しいです。

 

 

自分らしさや未来をじっくりと考えるヒマさえないのが当たりまえの時代です。

 

 

その忙しさにより徐々に自分らしさを見失い日常の下敷きになることで、自分の人生を自分で決めるという当たりまえのことを忘れてしまうというわけなのです。

 

 

いえ、忘れさせられているとも考えることができます。

 

 

考えてもみてください。

 

 

あなたが決めなければ学校や会社など、1度きりの人生のすべてを周りに決められてしまいます。

 

 

そもそもの話、僕たち日本人だけでなく人間には集団帰属欲という欲求が備わっています。

 

 

学校や会社や友人グループでも恋愛でもなんでもそうですが、何らかの集団に属していたいという欲求が満たされることが安心につながるというわけなのですね。

 

 

しかしその欲求のせいで自分らしさを失ってしまうなど悲しすぎます。

 

 

自分らしさ?自分らしく生きるってどういう事?

 

 

まず自分らしさを素直に表現したり自分らしく自由に生きるためにはまず自分がどのように生きていきたいかを明確にすること、
そのために自分にも他人にも心をひらくことが重要ではないかと思います。

 

 

というのは、不要なプライドが自分の行動を邪魔をしているうちは本来の自分らしさや自分の良い部分が他人に伝わらないからです。

 

 

ここでいう不要なプライドというのは下記です。

 

 

『なめられたくない』
『友達がいないと思われたくない』
『バカだと思われたくない』
『自分に1番関心をもってもらいたい』
『つまらない人間だと思われたくない』
『過去の栄光にひたっておきたい』

 

 

どうやらこれらのプライドらしきものは自分らしさとは違うようです。

 

 

また、自分らしさを表現できない1番の理由は人間関係です。

 

 

多くの人は自分を取りまく人間関係(グループなど)のなかでまず自分の立ち位置を探し、そのグループの中でうまく機能する自分を演じようとします。

 

 

つまり周りに合わせて新しい自分を作りあげるということですね。

 

 

偽りの自分を演じているうちに本来の自分がわからなくなり、「自分らしさってなんだ!?」といった具合に悩んでしまうというわけです。

 

 

ただただ周りの空気に合わせるために生きてしまうと、自分らしく生きるなんて無理に決まっています。

 

 

せっかくの自分らしさをおしころしてその組織やグループに見合った自分を演じた結果、自分らしさが分からなくなる。

 

 

そんなの誰だって疲れちゃいますよね。
(愚痴や批判にまみれた人生ドロ沼グループに属したいなら話は別ですが)

 

 

自分らしく生きるということ

 

 

毎日が仕事に忙殺されてしまうと、本当の自分らしさとはどんどんかけ離れてしまいます。

 

 

でもお金を稼がないと家賃も光熱費も支払えないしご飯も食べれない。

 

 

毎日職場に通ってお金を稼がなければまともに生活できないからこそ、また今日も仕事に追われて1日が終わってしまう。

 

 

ちなみに僕はサラリーマンとして雇われていてるころも、独立して経営者になったときも自分らしさがなかなかわからずにいました。

 

 

自分らしさというテーマをエラそうに語るわりには、実は過去に僕も周りの評価を恐れて自分の立ち位置を必死でさがし、偽りの自分を演じていたんです。

 

 

もしあなたが人生を自由に、そして自分らしく生きたいと本気で考えておられるなら、まず嫌われるのを恐れないことが重要です。

 

 

嫌われることを恐れていては、人生をなにひとつ変えることができないのです。

 

 

世の中のすべての人たちに好かれるのが不可能だからこそ、周りに合わせて偽りの自分を演じるのでなく自分らしさをもっと表現してもいいはずなんです。

 

 

実は世界65億人の人間が見ている世界はひとりひとり違っていて、目のまえの現実をどう思うかは十人十色です。

 

 

たとえば雨の日に、
ある人は「今日は雨か。とにかく雨は憂鬱だ。」と思うかもしれません。

 

 

しかしある人は「たまには雨もいっか!家で遊ぶ口実ができた!」と思うかもしれません。

 

 

その意味でも、僕たちはそれぞれ人と違った感覚や思考をもっていて当たりまえなのです。

 

 

その、人と違った感覚や思考こそが自分らしさなのかもしれません。

 

 

ただし自分をなにひとつ成長させてくれないネガティブ思考には気をつけたいところです。

 

 

思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
マザー・テレサ

 

 

PS.

 

 

先ほどは「世の中のすべての人たちに好かれるのは不可能」とお伝えしましたが、あなたのことを好きな人だけをあなたの周りに集めることは可能です。

 

 

それが自分の思うとおりに人生をデザインするということ。
自分らしく生きるということです。

 

 

自分らしく生きられるようになると、あなたの「自分らしさ」に共感した人たちだけがあなたの周りに集まるようになります。

 

 

あなたの自分らしさを理解してくれる人たちこそが、本当の意味での「仲間」ではないかと思います。

 

 

ウソの自分を演じなければ続かない関係など、それこそ時間と労力の無駄です。

 

 

もしかするとあした死んでしまうかもしれないというのに、今日もウソの自分を演じるなんてもったいないと思いませんか?

 

 

もし明日人生が終わってしまうのなら、おいしいものを値段を見ずに食べまくったり世界の果てに旅へでたりと、自分を偽るヒマなど1ミリもないはずです。

 

 

そんな具合に視野をちょっぴり外へ向けてみると、僕たちが日常でいかに自分らしさをおさえているかが分かりますね。

 

 

1度きりの人生だからこそ小さくまとまらず、やりたいことはやらなきゃ大損です。

 

 

結局、人生を変えるのは自分でしかなくて、他人は何も変えてくれません。

 

 

他者依存思考や被害者意識に支配されてしまうと、人生のすべてが人のせいになってしまう恐れがあります。

 

 

たった1度きりの貴重な人生を怒りや恐怖や疑心暗鬼でいっぱいにするよりも、
どうせなら豊かさや幸せや自由でいっぱいにしたいものです。

 

 

自分が決めれば他人にすべてを決められずに済みます。
自分が決めれば自分らしくストレスのない世界を生きていけると思います。

 

 

PPS.

 

 

自分と向きあう作業は面倒ですし苦しい作業かもしれません。
自分の弱さなど、認めたくない部分がたくさん出てくるかもしれません。

 

 

顔が真っ赤になるほど過去の自分が恥ずかしく思えたり、これまで信じていたものが崩壊するような恐怖を感じてしまうかもしれません。

 

 

しかし自分の弱さを認めてあげる作業は、自分らしく生きるための第一歩目となります。

 

 

でも「自分らしく生きる」と本気で決意すると、目のまえの現実に驚くほどの変化が起きてくるはずです。

 

 

目のまえの現実を斜めうえから見るかのように、その変化のプロセスを客観的に楽しんでみるのも良いかもしれません。

 

 

住む場所の自由
時間の自由
人間関係の自由
経済的自由

 

 

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