人生苦労した人が偉いなんて大間違い

 

「人生は苦労した人が偉い」

 

どういうわけか僕は20代半ばまで、このような考えかたに支配されていたようです。

 

 

若い内の苦労は買ってでもせよとか、苦労してない人は世間知らずとか、
そんな根拠のない神話を何の疑いもなく信じていたのです。

 

 

もしかすると知らず知らずのうちに学校や社会や上司から、「人生を苦労で埋め尽くすことが正義」だと学んでいたのかもしれません。

 

 

あるいは幼い頃に借金取りに追いまわされる父親の背中を見て、お金は苦労して手に入れるものだと学んだのかもしれません。

 

 

いずれにしても僕の価値観は、以下のように形成されていたのでした。

 

 

「人生は苦労して耐えて我慢しなければならない」

 

 

気づけば僕も父親と同じように自分で事業をおこし、自分が馬車馬のように働かなければお金が手にはいらない世界に26才の時に足を踏みいれたのでした。

 

 

現状に何の疑問も抱かず、ただ流されるままに生きる事がどれほど恐ろしいことかが今になってよく分かります。

 

 

親や学校教育の影響かは分かりませんが、僕の潜在意識には「人生は苦労した人が偉い」」と深く根付いていたのは事実でした。

 

 

そこで自分の人生を短期間でガラリと変えるためには、親や学校教育や社会から教えられた価値観のすべてを再プログラミングする必要がありました。

 

 

ここで言う価値観の再プログラミングとは、今までの思考パターンをお金持ちの思考パターンに書き換えるという作業ですね。

 

 

そこで本や教材を読み漁り、精神的にも経済的に成功した人の考えを積極的に取り込むことにしました。

 

 

・なぜ何をやっても成功出来なかったのか?

 

・なぜ自分の人生は苦労だらけなのか?

 

・なぜ自分は大切な人を幸せにできないのか?

 

・なぜ自分には1か月を食いつなぐ程度のお金しかはいってこないのか?

 

 

上記のなぜ?を炙り出しながら古い価値観や考えかたに注目し、成功者の考えかたに塗り替える作業をおこなうことにしたのです。

 

 

そんな折、読み漁った数百冊の本のなかで、こんな言葉に出会ったのです。

 

 

ここに一本の木がある。木には果実がなる。
多くの人が果実(結果)を見て、「数が少ない、小さすぎる、味が良くない」と不満を感じる。

重要なのは地上にある「果実」を作り出しているのが、地下にある「根っこ」だということ

もし果実のでき具合を改良したければ、根っこに手を加えなければならない。
目に見えない世界を変えなければ、目に見える世界は改良できない。
ミリオネアマインドより

 

 

つまりはこうです。

 

 

僕は茎や葉っぱや花や果実(結果)ばかり見て、自分の思考パターンや習慣や根づいた価値観(原因)を見ていなかったのです。

 

 

『ああ、お金持ちになりたい』

 

『人生からお金の悩みを消したい』

 

『月収100万円以上欲しい』

 

『自由になりたい』

 

 

こんなふうに頭で考えるばかりで、目に見える現実を見てはゲンナリする。

 

 

そんな毎日を繰り返していたのです。

 

 

まるで天から1万円札が降ってくるのをただ待っているような、そんな棚からボタモチ思考で自分の人生がガラリと変わるなんて、そんな虫の良い話があるはずがありませんよね?

 

 

でも僕は「いつか自分の人生が変わってるだろう」なんて、そんな甘い考えで暮らしていたのでした。

 

 

というよりもむしろ、人生を仕事で埋め尽くし、とにかく苦労しまくればいつか成功しているだろうと信じていたのです。

 

 

するとますます苦労ばかりが、自分に降りかかるようになりました。

 

 

これは自分の根っこの部分に、「人生は苦労した人が偉い」と刷り込まれていたからです。

 

 

本当は苦労したくないのに、無意識的に苦労を選んでいたからに過ぎないのです。

 

 

実はこの無意識がやっかいなんですね。

 

 

例えばあなたが
『何にも縛られず自由になりたい!』と望んだとしても、
無意識は『苦労してでもみんなと同じ安定した道行った方が安心じゃない?それに君に成功できる根拠はあるの?』などとツッコミを入れてくるわけです。

 

 

考えてもみてください。

 

 

もしかするとあなたが、『何にも縛られず自由になりたい!』と本気で考えたのは1時間前かもしれませんし、あるいは1か月前かもしれません。

 

 

でも『苦労してでもみんなと同じ安定した道行った方が安心じゃない?それに君に成功できる根拠はあるの?』というツッコミは、幼いころから何十年も続いてきた習慣です。

 

 

人生を変えたいというちょっと前に思いついた考えが、何十年も続いてきた習慣に勝てるはずがないのです。

 

 

でもその習慣に勝つ方法は非常にシンプルです。

 

 

実は自分の心の声と直感に従うほうが、うまくいくことの方が多いのです。

 

 

心の声や直感についてアップル創業者スティーブジョブズは、こんな名言を残しています。

 

他人の意見ではなく、自分の声に耳を澄ませなさい。
アップル創業者:スティーブ・ジョブズ

 

人生は耐えて耐えて我慢して苦労してこそ素晴らしいと考えるなら、
無意識の領域が自動的に苦労をさがし、注文通りに苦労する人生をもたらしてくれます。

 

 

でも『何にも縛られずに自由に生きたい』と考えるなら、
無意識の領域が自分の人生を自由にデザイン出来る方法を探し、注文通りに自由な人生をもたらしてくれるのです。

 

 

このように、いつだって結果には原因が付きまとうものです。

 

 

その意味では、
成功に遠い人はモノゴトの表面にしか注目できず、批判や愚痴を吐き散らかすと言えるのかもしれません。

 

 

対して、成功に近い人は「モノゴトの本質」に注目し分析するようです。

 

 

政府のせいだとか、景気が悪いとか自分は悪くないなどと、被害者意識でこの先も生きていくのか?

 

あるいは人生を変えられないのは自分の根っこに原因があると、素直に認めてあげられるか?

 

 

これから苦労するにせよ自由になるにせよ、僕たちそれぞれが信じたことが現実ですから、どんな人生を送りたいかはそれぞれの考えかた次第です。

 

 

でもこの先どのように生きていきたいかを決めるのは、人類65億人おのおのの自由です。

 

 

たとえば、

 

良い学校へ行き、
良い成績を取り、
40年以上会社勤めして
老後は国や会社に面倒見てもらう

 

 

上記のような、誰かにとって都合よく作られただけの人生のマニュアルは、無視しても大丈夫です。

 

 

会社のトップが儲けるための、ただの歯車の1部になる義務などありません。

 

 

どうせなら苦労は最小限に抑えて、人生を豊かさと幸せでいっぱいに出来たならどんなに素晴らしいでしょうか?

 

 

あなたにはあなたにしか生きられない人生がきっとあります。

 

 

あなたの人生の舵を他人に任せるのでなく、あなたが船頭で舵を取り、あなたの思う通りの人生をデザインしていく。

 

 

本来ならそれが真実なのかもしれません。

 

 

周りから批判されても非難されても問題ありません。
そもそもの話、日本人はみんな同じじゃなければ個人をハジく、集団を重視する民族です。

 

 

でもこれからは完全に個人の時代ですから、今のうちに集団から頭ひとつ浮いておき、
『アイツはああいうやつだから仕方ない』と周りに認めさせておく図太さも欲しいところです。

 

 

もし周りと同じになる人生が真実なら、たった1度の貴重な人生がただのオママゴトに成り下がってしまいます。

 

 

ときには周りの意見を無視して、直感を頼りに人生を一気に駆け上がるのもいいものです。

 

 

苦労ばかりじゃ疲れちゃいますからね。
毎日ワクワクするほうがきっと楽しいはずです。

 

 

 

~あとがき~

 

 

USA軍団とバーべキューしてきました。
ちなみに僕以外ぜんぶアメリカ人です↓

 

 

メキシコビールもまたいい↓

 

 

同調圧力ゼロ、気を使わないのがいいですね↓

 

 

8月の超ハイシーズンの沖縄の海と空↓

 

 

最高に美しいです↓

 

 

 

沖縄県産マンゴーかき氷↓

 

 

 

 

 

 

※Gmail推奨!hotmail&iCloudは特典がうけとれません