国によって政治や文化や常識はまったく違っていて、日本人の常識からすると『ありえない!』と思えることが日本以外の国にはたくさんありますね。
つまり常識というものはどこかのだれかが定めた価値観でしかなくて、なにが正しいとかそういうものはこの世に存在しないのかもしれません。
(犯罪とかは別ですが)
というのも僕はその事実に、結婚してから初めて気がついたんです。
ちなみに僕の妻は、日本とアメリカのハーフで帰国子女です。
考えかたや生活スタイルがもろにアメリカの影響をうけて育った彼女は、父親がもともと日本語を話す気がなかったらしく、物ごころついたときから生活のすべてが英語で行われていたようです。
妻の英語力はこんな感じです。(TOEIC)
こういうのをネイティブレベルと言うんですかね?
仕事で英語が必要ない場合や、死ぬまで日本で生活して日本で生涯を終えると考えるなら英語は必要じゃありませんが、海外移住したり異文化に触れたいと考えるなら、英語が必要なのは自然なことですね。
ちなみに僕は日常でたまに片言の英語を使うのですが、
『なんか恥ずかしがっててダサい』と妻に言われるので自信を失っています。
僕は生粋の日本人なので、どちらかというと感情の起伏が激しいほうではないのですが、妻の場合は些細なことでもオーバーリアクションです。
なので、たまに戸惑う瞬間があります。
それに乗っかって僕もオーバーリアクションをすると、
『なんか中途半端でダサい』と言われてまた自信を失いかねないので、下手にアメリカかぶれにならないよう気を付けています(笑)
日本人が海外のひとと結婚すると、喜怒哀楽の表現が大きすぎることに違和感を感じるんですかね?
思いきり笑って、思いきり泣いて怒って踊って歌ってなので、たまに反応に困ります。
まあ自宅にいながら異文化を吸収できるので勉強になりますけどね。
そんな奥さんや子供と先日、沖縄移住してみました。
アメリカ文化が混ざり合っていたり、世界中から観光客がいり乱れる国際的な街のおかげか、過ごしやすそうです。
参考記事
家族で沖縄に移住しました
日本とアメリカなら、クリスマスなんかも考えかたがちがいますね。
たとえば日本なら、恋人たちのクリスマスが定番というか常識なので、クリスマスが楽しみで仕方がないカップルは多いですね。
その日のために用意した少しドレッシーな服でキメて、数か月前から予約しておいたオシャレな展望レストランでワインでも飲みながら会話を楽しんだあと、悩みに悩んで選んだプレゼントを渡す。
日本のクリスマスはこんな感じでしょうかね?
というよりも、僕ら日本人はドラマの影響うけすぎですよね?笑
たいしてアメリカの場合は、数週間前から自宅はイルミネーションで彩られ、ツリーのまえにはクッキーやたくさんのプレゼントが置かれます。
子供たちはウキウキしながらクリスマスを待ち、大人たちはごちそうを囲んで家族や親せきたちとワイワイと過ごすようです。
どちらかというと、日本でいうところの正月のような感覚だそうです。
あくまでも僕の考えなのですが、日本のクリスマスやバレンタインなどはお金のにおいがプンプンします。笑
ちなみにバレンタインの経済効果をすでにハロウィンが抜いているみたいですね。
日本で一般的な生きかたをしていると自分を抑えなければならない場面が多いはずなので、コスプレで街に繰りだして不特定多数の人たちと大騒ぎする。
それで日々のストレスやフラストレーションが解消されて息抜きになるなら、とてもいいイベントですね。
PS.
価値観をひとつに定めてしまうよりも複数の価値観をもつように意識してみると、いろいろな角度で物ごとを見られるようになります。
世界が拡がっていくようでワクワクしますね。