普段から時事的なことは、なるべく語らないようにしています。
でも、あまりにも国のリーダーが頼りなく、僕ら国民を不安にさせていますので、そろそろ一石投じますね。
自分が影響できない部分に一喜一憂してはいけない
8年以上まえから、僕は一貫して以下のように主張してきました。
「国や会社に頼らず自由に生きるために、自分で稼ぐ力を身につけましょう」、と。
当時は、「橋本雅は無責任なことを言っている」と、散々叩かれました。
僕たちの国は、新しい価値観を受け入れることができない、いわゆる出る杭を打つ社会なのだと痛感させられ、少し悲しい気持ちになりました。
とはいえ、そんな世知辛い現実をまざまざと見せつけられても、一貫して4つの自由を手にするべきだと訴えてきました。
なにしろ、僕の信念は何にも縛られない自由な仲間を増やすことだからです。
自由な仲間が増えれば、世の中がもっと良くなると確信しているからです。
ところが2020年初頭から、新型コロナウィルスが地球上に蔓延し給料減や解雇、それに雇い止めされる人たちが続出しました。
その結果、多くの人たちの生活が、破綻寸前になりました。
すると、一転して以下のような声がたくさん届くようになりました。
◆「国や会社が自分たちを守ってくれない事がわかった。」
◆「私は国や会社に依存し搾取されるだけの存在だった。」
◆「あのとき勇気を出してチャレンジしていればよかった。」
◆「自分で稼ぐ力が無ければ生きられない時代だと実感した。」
◆「あのとき、橋本さんの言葉を信じればよかった」
もちろん僕は、「ほら言ったでしょ」などと、低レベルなことを言うつもりはさらさらありません。
ただ、人生はいつからでも変えられるという事実だけは忘れたくないものです。
考えてみれば国や会社の醜態は、僕たちの600億円以上もの血税の無駄づかい、いわゆる史上最悪の愚策であるアベノマスク配布からはじまりました。
後手で、無能な対策ばかり打ちだす政府という名の悪党たち。
必死で働く従業員たちをこれでもかと切りまくる、国から援助をうけたゾンビ会社。
そんな国や会社のみにくい姿をまざまざと見せつけられた結果どうなったか?
もはや国や会社は当てにならないと、自分でどうにかするしかないと気がついた方が続出したようです。
現在、国民の怒りの矛先は、国のリーダーにむかっています。
うだつのあがらないトップと、その取り巻きたちに腹をたてているひとが、増えているのです。
なにしろ、先進国であるはずの日本のリーダーが、「もう生活保護うけりゃいいじゃん!」などと言いだしたのですから、国民が怒るのは当然の話ですね。
とはいえ、このどうしようもない怒りを、どこにぶつければいいのでしょうか?
ただ1つだけ確かなのは、僕たち人類は今、出口が見えないトンネルのなかにいるということ。
その真っ暗なトンネルには明かりなどなく、もちろん出口も見えません。
いくら頑張っても出口が見えないこの漆黒のトンネルからの脱出方法が、まったく分からない。
だから、なにをどう頑張ればいいかわからないし、こんな危機的な状況じゃ目標なんて決められるはずもない。
だからモチベーションが上がらないし、やる気も起こらない。
そこで、ながく続けてきたなにかを投げ出してみたり、生きゆくことに葛藤が生まれたりもします。
人間の心というものは、僕らが思っている以上にもろく、そして儚いものなのかもしれません。
先ほどもお伝えしたように、今地球上のみんなが、肉体的にも精神的にも苦しい状況です。
そんな、いつ終わるか分からない苦しみのなかで思い悩んで、多くの人たちは自分なりの結論をだしはじめています。
「みんなのために自分が頑張る」と決めた人もいるでしょう。
「自分さえよければいい」と開きなおった人もいるでしょう。
だれにも話せず、たった1人で震えている人もいるでしょう。
人生を大きく前進させた人もいるでしょう。
ピンチから気づきを得て、人生を変えてやると決断した人もいるでしょう。
いずれにせよ、自分がコントロールできない部分に一喜一憂すると、精神を消耗するだけです。
ここからが重要なのですが、自分でコントロールできない部分に一喜一憂するのをやめると、軽やかに生きていくことができます。
たとえば、テレビで原稿を棒読みする政治家にブツブツ文句を言っても、現状はなにも変わりません。
ネットで誹謗中傷したりニュースサイトのコメントにクダをまき散らしたところで、自分の人生ステージは1ミリも上昇しません。
人生がうまくいかない理由を他者のせいにしても、現状はなにも変わりません。
僕は思うのです。
「今日は絶対に晴れるべきなのに雨が降りやがった。だから空にめちゃくちゃ怒った」
そんな人いませんよね?
思い通りの天気にならないからといって、キレて大暴れする人はいないのです。
なぜなら、天気は自分でコントロールできないから。
つまり天気は自分の力でコントロールできないのだと、多くの人たちが理解しているからです。
ではなぜ、僕たち人間は自分が影響できない部分にいちいち一喜一憂して消耗するのでしょうか?
それただ単に、親や学校など周りの大人たちから、感情コントロールスキルを教わらなかったから、です。
ちなみに、この「自分でコントロールできないことへの対処法」を、元メジャーリーガー松井秀喜さんは、以下のように説いています。
自分にコントロールできないことは一切考えない。
考えても仕方ないことだから。
自分にできることだけに集中するだけです。
元NYヤンキース/松井秀喜
一向に出口が見えない、このどんよりとした現実を乗り越えるためには、自分がコントロールできる部分だけを見るほうがお得と言えそうです。
そこで僕がだした答えは、目のまえじゃなく、とにかく遠くを見ること。
このブログを読んでくださる自由に生きる会メンバーにはこれまで一貫してお伝えしてきましたが、理想の未来をあたまに動画がながれるくらい明確に想像することが、苦しみを手放す唯一の方法だと考えます。
たとえば、なりたい自分や自分らしく自由に生きている未来を、具体的に想像する。
他にも、4つの自由を思う存分に謳歌している自分を、頭に動画がながれるくらい明確に想像する。
経営者がよく言いますが、まずビジョンを描くことからはじめるわけですね。
つまり、ビジョン(理想の未来)を描けば、今やるべきことが明確になるわけです。
そうすることで、暗い未来を避けられるというよりも、目のまえだけに集中できるようになります。
その結果、過去や未来でなく、「今」を生きられるようになるのです。
だから、自分が影響できない部分に一喜一憂しない。
国や会社に腹をたてても現実は変えられないのだから、自分がコントロールできることだけに集中して取り組めばいい。
これが、軽やかに世渡りする秘訣と言えそうですね。
ちなみに、「自分がコントロールできる部分」とは、自分の未来だけです。
国や会社、他にも上司や部下や家族の文句をいっても、未来はなにも変わりません。
でも、自分が変われば未来が変わります。
止まっている未来の時計を動かすためには、自分が変わる、
これが「自分がコントロールできることに集中する」の正体です。
そろそろ最後になりますが、自分のなかの暗闇をほじくり返すのでなく、どうか夢や希望を探してください。
世界がどれだけ暗くとも、日常の小さな喜びを見つけて小さな幸せを感じつづけてください。
子供とおなじで、大人だって可能性は無限大です。
ですから、「自分はまだ本気を出していないだけなのだ」と、どうか気づいてください。
たしかに、元の生活に戻るには1年や2年かかるかもしれません。
でも近い将来、「そういえば新型コロナなんてあったよね、懐かしいね!」と、笑い飛ばせる日が必ずやってきます。
しかし、その時にはビジネスのあり方や人々の生活、それに働き方や覇権国家のうつり変わりなど、つまり時代がガラリと変わっています。
そんな貧富の差がますます拡大した社会では、他人に雇われることしかできない人は、ますます貧しくなるでしょう。
その近い将来、いわゆる新世界では、自分で稼ぐ力を身につけた人間だけが、豊かさを受けとれるシステムになります。
というよりも、その新しい社会システムがすでに機能しはじめています。
先行者利益という言葉があるように、行動はなるべく早いほうが、受けとれる恩恵が多いのはまちがいありません。
・・・実はもっと深い情報をもっているのですが、長くなりましたので、またあらためてお手紙しますね。
この手紙へのご感想や雑談は、くれぐれもお気軽におくってくださいね♪
先日、北海道に住むコンサルメンバーから、プチプチのイクラがたっぷり送られてきました。
なので新年早々、イクラ丼をありがたくいただきました。
1発屋でおわる怪しいビジネスよりも、「息がながく感謝されるビジネス」が僕はすきです。
これからもまじめにステイホームして、夫婦で大すきな飲み食いにはげみながら、コツコツと体重を増やそうと思います 笑。
それでは。